「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

荷下ろし症候群

2015-09-03 | ●介護回想(2015~)
荷下ろし症候群なるものがあるとは知らなかった。
燃えつき症候群なら聞いていたけど。

介護友達の叔母様が介護終了後に体調を崩し、最終的に荷下ろし症候群の診断が下ったという話を先日聞き
検索してみると

燃えつき症候群は、大きな仕事や目的達成後の虚無感などから起きるもの。

荷下ろし症候群は、介護や育児が終わり肩の荷がおりて晴れ晴れするはすがそうならない。

明確に分けているサイトと同じものとして説明しているサイトかありました。

サクッと晴れ晴れ出来る人もいれば、時間のかかる人もいるはずで、私はちょっと時間がかかってるみたい。

理由は色々あるかな?

がっつり在宅してきたから、なんというか、介護の密度が濃い……みたいな?
もしかして、早くから施設介護だったら荷下ろし感はもう少し楽だった?

それと……
誤えん性肺炎にならず、寿命かな……という亡くなりかただったらまた違う思いだったかも?

孤独感も今は強いし……
一人っ子なので、昔から親が亡くなったら独りという覚悟はしてたけども。

納骨おわり、手続きもおわり(遺品整理とかまだそのままだったりはするけど)
気が緩んだのか、だんだん泣けるようになり、
最近は夢を見るようになった。
亡くなったばかりの頃は、全然夢に出てこないなぁ~と思っていたけど。

その夢がリアルでちょっと辛い。


「荷おろし感」は私にもある。
介護は体力的にも精神的にもキツイ。それをもうしなくていいんだから肩が軽くなるのは当然。

ただ
介護での荷おろしは、普通は死別で起きるもの。
治るわけじゃないし
介護の責任を誰かに譲って解放されるなんてことはほぼないはず。
そういう意味では、単純に軽くなるってものでもない

介護中、我慢していたこと、中断していたこと、休止していたこと
明確に介護終了したら「やる」「やりたい」ことがまっているなら、一段落ついて落ち着く前に(荷おろし症候群に陥る前に)サッサと手をつけてしまったほうがいい……多分。



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビゴ様 (mitu)
2015-09-03 12:52:51
こんにちはー。
そうかー荷下ろし諸侯群か、
ビゴさんお一人様だものね。

私の幼馴染の仲のいい友達ですが、
両親看取りお一人様介護が長かったです。

高校卒業してから直ぐの母親の介護、父親の世話、
2人とも亡くなった後は、仕事もしていなかったので、
年季もなし、もちろん親を看ても遺族年金なし、

今70歳に成り本当に先を読むことが出来なかったと
嘆いています、

私は結婚していた時から自分の親と同居、
親を看取り直ぐに主人ですから、

親の看護と主人の看護が重ならなくて良かったと、
亡くなった母に感謝しました。

母が亡くなってから1度だけ母の夢を見ました。
父の夢は1度も見ません、

何か淡々と両親を見送り冷たい娘だったかな何て思うときが有ります。

今と成っては主人の事で追われる様に忙しくしていますが、何しろ長くなりそう、

終わった時に荷おろし症候群に成らないよう気を付けたい物です、でも私が幾つに成ってるかが問題です。

もう15年主人を看ました私と同じ年で75歳ですから
あと5年10年となると、私は付いて行けるかどうか?

凄く不安に成ることもあります・・
ビゴ様 (mitu)
2015-09-03 12:56:22
追伸
年金と書くのを年季と書いてしまいました。
スイマセン。
Unknown (まあこ)
2015-09-03 14:27:08
荷おろし症候群なんて言葉があるのですね。 
先日母の妹(いわゆる叔母)と話しをしていたら私が介護が終わったらとある事をしたいなぁ。と話したら終わってからでは間に合わないから今から出来る事をしておいた方がいいよ!と言われたのをしみじみ理解しました。
叔母は子育てしながらご主人単身赴任で義両親を看取ったのできっと実感なんだろうなぁ。と思いました。

でも具体的に父がいない生活が想像できないのも私の実感であります。

もうそちらは涼しくなったのでしょうねU+1F61D

お身体大事にして下さいねU+1F424
なるのかなぁ・・・。 (hachi)
2015-09-04 09:45:32
介護の仕方や自分のずるさの後悔ばっかりしそう・・。
病院行っても、他の入院してる方みて落ち込むばかり、病院行きたくないです。でも、行かないと、それは、また、精神的にしんどいし・・・・。
ビゴさんは、本当に介護やりきられたから、今が一番精神的にしんどい時期ですね・・・。
泣くときはいっぱい泣いてくださいね。我慢はもうしないでくださいね。
mitu さんへ (ビゴ)
2015-09-05 21:01:32
お友達さんは高校卒業してすぐの介護だったんですね。
精神的に大変だったでしょうね。
私はアラフォーまで自分のことだけ考えてお気楽に生きてようなものでした。

mituさんも、ご両親、ご主人と長く介護生活、お疲れさまです。

理想をいえば、介護が生活の一部、という感じでほどよく自分の生活も充実して余裕もあって、
色んなことを考えることも出来ると、荷おろし症候群になることもなく、スムーズに新しい生活に移って行けるような気がするのですが
現実はなかな難しいですよね。

mituさんはじめ、介護中の皆さんが
荷おろし症候群になりませんようにお祈りしたいと思います。
まあこさんへ (ビゴ)
2015-09-05 21:08:54
なるほど、叔母さんの実体験から出た言葉なんでしょうね。

頭では分かっていてもなかなか難しいです。
私も、介護が終わる前に出来ることには手を付けておきたいなぁとあれこれ考えましたが、目の前のこと優先になるし、あっちもこっちも……とうまく出来なかった。
介護だけで一杯で。

やりたくてやりたくて仕方ない!くらいのモノがあればちょっと無理しても出来たのかな?
そんなものもなかったし……
長く介護してるうちに段々なくなっていったような…………
hachiさんへ (ビゴ)
2015-09-05 21:20:29
病院って、エネルギー吸われる……そんな気がしてました。
ため息増えます。
病院通いはつらかったです。
でも休むと自己嫌悪……。
母とコミュニケーション取れたなら、待ってるから!という気持ちになれたろうけど…………それもなく……

hachiさんは、やれることをしっかりとたっぷりとされていると思います。完璧な介護はないですもん。
きっと私達、頑張ってる!(私は過去形だけど)

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