ご挨拶
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
先日頂いたマカロンさんのコメントに中で、お姑さんが居なくなり大騒ぎした時に
……どこかに行きたい…と、そんな気持になっていたお姑さんに
気づいてあげられなかったことが切ない……
とありました
優しいデス
思えば私は、一度たりともそんなふうに思えたことがなかった
(_ _ )/ハンセイ
ビゴ母は、昔住んでいた町に「帰ります、お世話になりました」といって出て行った
それをいつもムカムカして聞いていた
「お母さんは、昔の家に帰りたいんだ」と優しく思えたことがない
NHKの特番で、徘徊の話があり
「あっ、そうか、散歩だと思えばいいんだね」とMCがいった時
強烈に腹が立ったのも覚えている
ビゴ母は二年くらい前まで、毎日ではないもののそれに近いくらい徘徊をしていた
だからデイの日数も増やしたようなもの
デイのある日は夕食後に「そろそろ帰ろうかな」と始まる
そこを乗り越え安堵しても、10時、11時になって出て行く場合もあった
夜中に起きても帰ろうとするし、明け方、パジャマのまま追いかけたこともある。
デイのない日は、昼食後から徘徊の危機が始まる
幸い、母は長くても一時間強程度でなんとか帰宅させられるのだけど。
あまりに続いたり、こちらの具合が悪い時は泣きながら歩いた
一番多かった日、短い間隔での出入りではあったけど7回の徘徊をした。
車で40、50分程度の以前住んでいた町にも実際に行ってしまった
タクシーに乗って。これが3回ほど。
しかし、市内をウロウロされるより、かえって安心ではあった
なにしろその町は小さく、狭く、顔見知りばかりなので連絡を貰えたから
徘徊をとめるのは困難だ
マニュアル本には「お茶を一杯」とか「タクシー呼びます」と対応するとヨイとある
もちろん、私もいろいろ試みた
お茶だのゴハンだのお風呂だのの類は「そんなことしてるヒマはない」
タクシー呼ぶと言えば「自分で外で捕まえるからいい」で出て行く
そして実際、自分で乗って行っちやった
なにをいっても裏目に出ることが多いので
はい、そうですか、さようなら…と言ってコッソリついて歩き
適当なところで声をかけて家へ誘導する
これが一番の解決法だった
しかし、最初の頃は、「本に出ているようにやっているのに効果がない」
とストレスを感じ、打ちのめされ、悲しくなった
みんな、これで解決してるのに、なんで出来ないのって。
今は、「ああいう書き方しかしてない本」が悪いと思っている
ある時は、お店に入り、祖父の名を出して「○○という人をしりませんか?」
知りません、いません…といってくれたら母もすぐに店を出る……
ところが
「その方は以前ここで働いていた方ですか?」
店員さんたち、なんとか力になろうと対応してくれちゃう
あるいは、まったく知らないお家を訪ねて
「○○頼まれたんですけど、どうしたらいいですか?」なんて質問
ここで自分が出て行くと母が不快になるのはわかっているものの
無視も出来ないので母を押しのけて玄関へ入り
「認知症なんです、すみません」
怒るような人はいなかったから救われた
一般の人は、無理解な人もいる、デリカシーのない発言をされることもある。
実体験のない場合には仕方ないことだな…と思う
想像力をもう少しもってくれとるありがたい
経験していないことに軽々しく意見を言うのも少し考えてくれるとありがたい
(自分への戒めでもある)
たけど、暖かく受け止めてくれたり、上手に相手してくれたり
さりげなく助けてくれたり世の中にはそんな人もいっぱいいる
偏見ではなく、認知症者にどう対応したらいいかワカラナイだけの場合も多いはず。
だけど、そういう世の中の優しさに反して警察官には泣かされた
捜索願いを出すと、何の用事で出たのか?何か心当たりはないか?
認知症だって言ってるのに、こういう質問をくり返される
そして
「あなた、一緒に住んでるんでしょ、何してたの?」
母は五回くらい警察のお世話になったけど、そのうち3回くらいは泣かされたワ
イイ警官さんにあたると
「何かあったら協力しますから」と言ってくれることもあったけど
不明になって1時間経過していないと正式な捜索願にはならないとも言われた
健常者なら一時間程度で捜索願いなど出さないよね
でも、認知症だからさ…その辺、理解しいほしい
こうして、振り返られるのは、今、徘徊がなくなっているから
玄関が開いていると、フラフラって、開けて外に出ることもあるけれど
声をかけるとすぐに戻る
徘徊していた頃は「私は○○へ行く」という確固たる意思をもって出たので
声を掛けてもムダだった
それでも私は今も、夜は、ドアチェーンに南京錠を絡ませている
なんとなく、フラフラと部屋を出たり入ったり、玄関へも行く母なので
ドアは開けられないようにしておくのが一番安心
それもある時期から出来るようになったこと
ドアが開かないことに固執しさらに不穏になったり
その苛立ちが私に向けられる……そういう時期には出来なかった
南京錠作戦にも「タイミング」がある
みんなが同じ経過をたどるとは思わないけど
今、徘徊をしている方も必ず、変わっていくと思う
徘徊は永遠ではないと思う
その時には、別のやっかい事が出たりする、ビゴ母の場合は排泄問題
どっちが楽なのか?……まったく別な問題かな
あっ、土曜日に、薬を貰いに行ったとき、アリセプト止めることにしました
「助け合い辞典」にtomoさんから情報いだたいたのでここに書いておきます。
ダイソーに、1300cc吸収尿パットと1400cc吸収紙おむつがあるそうですよ
ビゴ母の場合、パットの大きさが問題だ。大きいと取ってしまうから。
「介護お助けグッズ」というカテゴリーを作ったので
使用中のパットでも紹介しとこうかな~~~ってことで……。
これ、数ある尿取りパット中では小さめ。
試供品などいろいろもらって使ってみたけどこれが一番良かった。
タップリ吸収したいという要望がやはり多いのでしょう
お尻部分が広がったような大きいものが多いです。
でも、大きいと、ビゴ母は自分で取ってしまう。
トイレに行ったときなどに気になるみたい。
そして
青い部分がマジックテープみたいな感じになってる。
だから
このまま紙Pの中に置くだけ~~でフィット
よくある紙を剥がして粘着させるモノよりお手軽でズレないヨ。
ビゴ母みたいにアクティブ系の場合
ズレない、かさばらない
トレイに行ったときに大きくて妙に気になったりしないタイプがヨイと思う
祝…(と自分で言う(^◇^;))
「毎日介護助け合い辞典」オープン
みんなで書き込む事が前提の辞典。
でも、ある程度何か書いてあったほうが書き込みやすいだろな~と思い、
書けるコトは書いてからーという意気込みで作業。
でも、徘徊なんて書きたいことが山のよう。整理がつかなくなりリセットしたり、
介護辞典なんてみたくもない…そんな時期もあり、
早くオープンしたいのに見直すと修正したくなり先に進めない…なんてことも。
こんなことをしていてはキリがないので、
今月二十日のパリーグ開幕日をオープン目標と決め、残りの作業開始。
今日は19日、目標クリア( ̄^ ̄)
…っていうか、結局は未完の辞典でヨイわけで
いつでもオープンできたような気も
私の未経験ゾーンは白紙。ページのひな形だけはつくりましたけど。
足りないカテゴリもあると思うのでその辺はよろしく
ヒマヒマに、新規書き込み、追加、などなどおねがいデス
できるだけたくさんの介護者の役に立てればと思うので、
みんなのブログやHPにリンクをはってね~~~