最高の結末ヾ(*´∀`)人(´∀`*)ノ

中山牝馬Sです。キストゥへヴンちゃんの引退レースです。
この日はもう朝から電車に乗ってて“今日がヘヴンちゃんの
最後のレースなんだ”とセンチな気分になっていました。
ヘヴンちゃんには色々な思い出がありますからね。
やっぱり1番の思い出は桜花賞でしょうか？
この年の4月は大好きなメジロマックイーンが亡くなり，会社でも
人間関係が上手く行かず決して明るい春ではなかったのです。
それに光を差し込んでくれたのがヘヴンちゃんでした(´ー｀*)
あの時の桜花賞での勝利。わたしは本当に引き上げてもらいました。
あとは重賞ではないのに出走したターコイズS。まさかの二桁着順に
長い間勝利から遠ざかっていたこともあり，もう限界なのかと思いました。
そして去年のヴィクトリアマイルの屈辱の除外。前日の京王杯スプリングC
で2着にきたのはヘヴンちゃんの意地だったのでしょう。
それから2年5ヶ月ぶりの勝利となった京成杯オータムハンデ。
もう本当に色んなことが浮んできます。
ヘヴンちゃんはわたしが本格的にベガっ仔を追いかけることのなったきっかけ
のお嬢さんでもあるので何とか勝利で終わってもらいたかったのです。
ハンデがちょっと重いかなあと不安になったのですが，この日のパドックでは
集中してました。マイルCSや東京新聞杯ではちょっとぽ～としたところがあった
のですが，この日は引退レースって判ってたんでしょうね。気合が入ってました。


そしてこの日は輪乗りも撮りに行きました。最後のレースということもあって
ゲートインの瞬間まで追っていたかったのです。ヘヴンちゃんはところところで
立ち止まって，この光景を目に刻んでいるようでした。



そしてスタートです。わたしもゴール目指してダッシュ実況はきれぎれ
にしか耳に入ってこないのですが，ピンクカメオが逃げているというのは判り
ました。
もう走るので精一杯だったのですが，4コーナーに入ったあたりでヘブンちゃんが
上がってきたと聞こえるじゃないですか。振り向いたらヘブンちゃんがピンクカメオを差しきるところで“キス！キス!!”とひたすら叫んでました。写真なんてもう
撮っていられません(^ω^;)(;^ω^)
一番でゴールした瞬間は本当に良かったただそれだけでした。
桜花賞を獲って3年間一線級で活躍して6歳の引退レースを勝って終われるなんて
すごいですよね。


初勝利を上げた中山で，初重賞を獲った中山でラストランを飾ることが出来て
良かったね。騎手は奇しくもフラワーCの時と同じ横山騎手でした。
ヘヴンちゃんの重賞の勝利の時，全部その場にいたのはわたしの密かな自慢です(´ー｀*)
本当に今までありがとう。そしておつかれさま。
ヘヴンちゃんはクラシックを勝っているのでその子供には，4代目のクラシック
制覇がかかってきます。どうかその夢が叶いますように。
元気な子供に競馬場で会えますように。
天国のお父さんも応援しているよ。
わたしもその日が来るのを楽しみに待っています。