アルナスラインに会って来ました

先日アルナスラインに会って来ました。
アルナスラインは現在慶応大学の馬術部に
お世話になっています。
アルナスラインは休養を経て目黒記念で復帰
してこれからというところで突然の引退だった
だけにショックでした。
アドマイヤベガの後継になれるのではないかと
思っていただけに。
引退してノーザンホースパークに行き、そこに
会いに行こうと思っていたら慶応大学馬術部に
移動となりました。慶応なら近い！ということで
計画を立ててやっと実行に移すことが出来ました。



道を間違え何故か裏山を通って馬場に到着です。
学生さんに挨拶してアルナスラインにほぼ5年ぶりの
対面です。
アルナスは現役の頃からおっさんくさいところが
あった馬ですがすごい穏やかな感じになっていました。
学生さんに聞いたところ馬装の時回し蹴りがとんで
くるそうです。脚が長いのでよけるのが大変とか。



馬場で駆け足をするアルナスライン。怪我をしたことも
あり二ヶ月ほど運動が出来なかったそうです。
そしてもともと大型馬だったのですが会った時は600kg
を超えていたそう。夏はガレてしまっていたという話
なのですがちょっと想像できなかったです。
駆け足もさまになっていました。



運動を終えて試合を終えたボクサー状態のアルナス。
馬装の時はうるさいですがおおむねお世話しやすいそうです。
あとは妙にお行儀のいいところがあって食事の時も餌が
ばけつに入るまできちんと待っているそうです。
ガツガツしてないのはやはり元は社台のお坊ちゃんだから
ですかね＾＾



顔を拭いてもらって気持ちよさそうなアルナスライン。
アルナスラインは練習場として馬術部にいるそうです。
馬術も障害も苦手みたいなので。でも軽速足をしている
アルナスを見て現役時代を知っている身としては何だか
感慨深いものがありました。
日経賞を勝った時の写真を持っていったのですが部員の
方が喜んでくれたのがうれしかったです。



アルナスもそうですが所属している馬はみんなピカピカで
可愛がられているのが良く伝わってきました。
色々興味深い話を聞けて楽しかったです。
馬術部にも早慶戦があるというのには驚きました！
この日はすごい寒い日だったのですが案内をしてくださった
部員のみなさんありがとうございました。
待望のアルナスラインとの再会はとても気持ちの良いもの
でした。
幸せな第二の馬生を見ることが出来てこちらも幸せな気分に
なりました。