お世話になった方の異動

昼間テニスをしてきた。
会社のメンバーとだったのだが、派遣で来てくれている協力会社と他部署の社員がいて、僕を含め10人が集まった。
その中に今月半ばで異動が決まっている人がいる。
僕も今週頭に人伝に聞いてお昼が一緒だったりたまに仕事をお手伝いしたりした、僕の二回り上のお父さんみたいな人だ。異動先は海外の事務所。

テニスを３時間やってからファミレスに行った。
ファミレスではその異動になる方が話をリードする。
今の部署の在籍期間、日本に帰ってくる頻度、海外に行くための準備として仕事の引き継ぎや車を売却した話なんかを聞いた。話ながら込み上げるものがあったのか目に光るものがあるように見え、心中察した。
海外にいる期間は１年かもしれないし５年かもしれない。期限が決まっていないようなのだ。それだけに不安もあるだろうし本人の希望でもないというから、気持ちは複雑だと思う。
もしこれが自分のことだとしたら？と立場を置き換えて考えてみても当事者でないから実感がわくはずもない。
所詮他人事と言われれば確かにそうだけど、いつも忙しそうにしていたけど僕の相談には親身に乗ってくれたり大したお手伝いをしていないのにきちんとお礼を言う真面目な方なので、いなくなると考えるだけで心苦しい。存在は大きい。
僕のことを応援してくれていて、期待に応えねばと思う気持ちが僕のモチベーションになっていた。
せめて海外に行くまでの残りの日にちだけでもできるだけ話をしてみよう。