バレー気ちがいの部屋

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『春の高校バレー』岩手県予選を観て

2021年11月04日 | Weblog
しばらく投稿せずにおりました。

さて、先日、『春の高校バレー』岩手県予選の決勝戦を観戦して来ました。男子はフルセット、女子も白熱した決勝戦になりました。やはり、観客がいないと寂しいなとつくづく思いました。

男子の決勝戦を観ていて感じたのは、対外試合の不足です。「ミスの出し合い」になり、ほとんどが相手のミスによる得点シーンだったからです。

岩手県の多くの高校が男女チームを抱え、平日の練習ではコートを確保するのが難しいです。そうなると、週末の練習試合は非常に重要となり、他県のチームの胸を借りて課題を見つけ、平日に重点的に練習する目標が生まれます。

コロナ禍で、1年半も不自由な状況が続き、パフォーマンスが低下してしまったのは仕方のないことかも知れません。
しかし、練習試合に慣れてしまったやり方から脱却し、別のチーム強化を模索する必要があります。

逆に、女子の決勝戦では、どちらも下級生チーム同士でしたが、男子より素晴らしいパフォーマンスを見せていました。大会に向けてしっかりとチーム練習が出来ていたと思います。

我々の高校時代は、他校と練習試合をすることがほとんどなく、チーム内で切磋琢磨することが主でした。それだけ練習量も半端ではなく、時間も豊富でした。

今は、時短による効率化が求められる時代です。であるならば、事前のミーティングから「今日はこの練習のみやるぞ!」と割り切って行うことも大切ではないかと思います。どうしても、"ルーティン化"して、アップからパス練習、レシーブ練習、ブロック練習、スパイク練習、そしてチーム練習と順にやらなければ気が済まなくなっているのではないでしょうか。

肝心なのは、生徒が課題としていることを顕在化し、共有することだと思います。そこに割り切りが生まれ、特化した練習として工夫が芽生えるでしょう。

岩手県のバレーを衰退させないためにも、何かの機会に話し合いたいものです。

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