バレー気ちがいの部屋

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指導者講習会

2011年02月20日 | Weblog
 昨日、今日と岩手県高体連専門部主催の指導者講習会が行われました。今回は、日本体育大学の山本先生をお呼びして、主にパスとレセプションの基本練習を指導していただきました。
 普段の練習では、どうしても時間的な制限があるため、総合的な練習が主になってしまいますが、この2日間はじっくりと時間をかけてパスとレセプションの練習をできたことは大変良かったと思います。
 山本先生とは年齢が近いということで、バレーに対する価値観が似ていて、意気投合する部分が多くありました。改めて、徹底した形作りの大切さを確認することができました。
 ちょっと意見が分かれたのが、レセプション時の返球するボールの回転でした。私はセッターへは逆回転の方が良いと思っていますが、山本先生はドライブ(順)回転の方が自然だと述べられていました。ドライブ回転ではボールの落ちが速くなって、セッターがボールの下に入るのが大変になるという認識があり、ちょっと意見が分かれる場面がありましたが、今日の練習の中でボールを高く返球してみたところ、高く返す分に関しては、ドライブ回転でも問題はないということが改めて分かりました。
 
 それから、山本先生と意見が一致したのが、『右足』を前に出してボールを送り出すということでした。我々がバレーを習った頃は、サーブエリアが右3mに限定されていたので、右側でボールを捉える動きになるのが自然で、そうなると右足を前になるは当たり前だという認識がありました。しかし、最近の選手たちは、男女問わず、左足を前に出している選手が多く見受けられます。自分のやりやすい方の足を前に出すのだからいいじゃないか、と言われるかもしれませんが、左足を前に出してボールを出していると、ボールを出す角度が右側になり過ぎるおそれがあると思います。図などで見ればわかりやすいのですが、セッターが右側にいるからいいのでは?という感覚では、セッターには辛い返球になりがちだと思います。
 山本先生も同じ意見でしたが、左にボールが来たから左足を前に出すというよりも、自分の体の前でしっかりセットしてから送り出せる動きをすることが大切だと感じます。
 
 いずれにせよ、本当に充実した2日間でした。

 

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