今日は仕事が早く終わったのでキャラメルポップコーンをお供に「伊坂幸太郎」原作の小説を映画化した『重力ピエロ』を衝動買いならぬ、衝動鑑賞してきました。
もちろん原作は読んでません。それから新しい映画なんで、ストーリーについては語りませんのであしからず・・・。
映画冒頭のセリフ、「春が二階から落ちてきた・・・」でいきなり引き込まれ、いつの間にやら映画が終わっていました。
とにかくすごく引き込まれる映画です。
おかげでちょっと泣きそうになりました。
本当にストーリー展開が巧妙で、連続放火犯を追いかける兄弟を描くように思わせて・・・・。
ここからは言えまへんでぇ~。
それから、演出面では説明的なセリフを極力廃し、”映像”や”状況”で描いていることです。
そのことにより見ているほうにも読解力が要求されますが、それゆえに物語をより理解しようと想像力を働かせることになり、結果物語にどっぷり浸かりこんじゃうんですね~。
いや~こうしてみてみると引き込み方が抜群に巧い映画です。
そして、こういう演出を実現するためには役者の演技は必要不可欠だと思いますが、今回のキャスティングは大成功ですね。
特に兄「泉水(いずみ):加瀬亮」と弟「春:岡田将生」の兄弟にはリアリティを強く感じました。
とにかく役者が演じているという感覚ではなく、すごく自然体でまるで何年も一緒に暮らした本物の”兄弟”のようでした。
これがあるからこそラスト近くの兄弟の会話シーンでは一言一言の重み(説得力ともいえるかも?)が出たのだと思います。
これも役者の力量なんでしょうね。すごいもんです。
それからこの映画の結末についてはおそらく賛否が分かれると思います。
具体的な内容は語りませんが、ワタクシは好きですね。
薄っぺらな正義感を語る映画よりも人間の真実の一面を捉えててリアルでしたし、この兄弟の境遇を考えればこの結末も十分ありだと思えたからです。
重力ピエロ
最後に兄弟役の二人の演技を見るだけでも価値のある稀有な映画だと、大げさに言っておきましょう。
それにしても、24年前の父親役もそのまま小日向文世さんが演じているのはちょっとムリがあったかなぁ~。
演技は巧いんですよ。でもね~思いっきりカツラだもん。
そうそう、”夏子”さんの写真のシーンは笑えて違った意味での見所なんですが、そのシーンで出てくる写真の画面構成にセンスを感じました。
まぁ、気になる方はゼヒ劇場へ・・・。
おもしろかったらポチっとなとお願い!
もちろん原作は読んでません。それから新しい映画なんで、ストーリーについては語りませんのであしからず・・・。
映画冒頭のセリフ、「春が二階から落ちてきた・・・」でいきなり引き込まれ、いつの間にやら映画が終わっていました。
とにかくすごく引き込まれる映画です。
おかげでちょっと泣きそうになりました。
本当にストーリー展開が巧妙で、連続放火犯を追いかける兄弟を描くように思わせて・・・・。
ここからは言えまへんでぇ~。
それから、演出面では説明的なセリフを極力廃し、”映像”や”状況”で描いていることです。
そのことにより見ているほうにも読解力が要求されますが、それゆえに物語をより理解しようと想像力を働かせることになり、結果物語にどっぷり浸かりこんじゃうんですね~。
いや~こうしてみてみると引き込み方が抜群に巧い映画です。
そして、こういう演出を実現するためには役者の演技は必要不可欠だと思いますが、今回のキャスティングは大成功ですね。
特に兄「泉水(いずみ):加瀬亮」と弟「春:岡田将生」の兄弟にはリアリティを強く感じました。
とにかく役者が演じているという感覚ではなく、すごく自然体でまるで何年も一緒に暮らした本物の”兄弟”のようでした。
これがあるからこそラスト近くの兄弟の会話シーンでは一言一言の重み(説得力ともいえるかも?)が出たのだと思います。
これも役者の力量なんでしょうね。すごいもんです。
それからこの映画の結末についてはおそらく賛否が分かれると思います。
具体的な内容は語りませんが、ワタクシは好きですね。
薄っぺらな正義感を語る映画よりも人間の真実の一面を捉えててリアルでしたし、この兄弟の境遇を考えればこの結末も十分ありだと思えたからです。
重力ピエロ
最後に兄弟役の二人の演技を見るだけでも価値のある稀有な映画だと、大げさに言っておきましょう。
それにしても、24年前の父親役もそのまま小日向文世さんが演じているのはちょっとムリがあったかなぁ~。
演技は巧いんですよ。でもね~思いっきりカツラだもん。
そうそう、”夏子”さんの写真のシーンは笑えて違った意味での見所なんですが、そのシーンで出てくる写真の画面構成にセンスを感じました。
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