ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

動きの宮崎、理屈の押井~その前編~

2008-09-10 00:28:45 | アニメ・特撮系
先日といっても8月ですが、「崖の上のポニョ」と「スカイ・クロラ」を観てきました!!

というわけで感想をば書いちゃお~というワケです。


☆「崖の上のポニョ」☆

近年の宮崎アニメの中では一番好きかもしれません。

とにかく動きがイイ。

波の上を走るポニョとか、リサが運転する車の疾走具合とか

「カリオストロの城」を彷彿とさせてくれます。

それに波というか水分の粘度の表現がキモイぐらいイイです。

なんか今回は”ストーリー”よりも”動き”にこだわって作ってますね~。

で、思ったのですが、やっぱり宮崎駿は”動き”のアニメを作るほうがいいですね。

これはまさに「原点回帰」ぢゃないでしょうか?

「もののけ姫」で深いテーマの作品に挑戦したものの作画はリアルで残酷な描写に終始し、宮崎アニメらしい”動き”の面白さは感じられなかったですよね。

「ポニョ」のストーリーは単純明快で”動き”がおもしろくなければきっとつまらないアニメだったでしょう。

そのぐらい今作の”動き”へのこだわっていると思います。

それから外せないのは”手書き”へのこだわりですね。

CGを極力使わず作画は手書きで作ったようです。

そうこの手書きこそが今回の”動き”につながっているワケなんですね~。

まさにアニメ制作の「原点回帰」でもあったワケなんですね~。

おっと、全然ストーリーに触れてませんね。

まぁ、本編を観てくださいな。

でもキャラについてはチョットだけ語ります。

これを見た後自分はソースケの母親リサの息子になりたくなりました。

実はこの作品の真のヒロインはポニョじゃなくてリサなんじゃないかと思えるぐらい魅力的なキャラですね。

美人で線も細いのに、力持ちで超絶なドライビングテクニックの持ち主のリサは普通の大人なら否定する不思議なことを受け入れソースケとポニョを暖かく包み込むのです。

理想の母親ですね~。

それから「BAKABAKABAKABAKABAKABAKA」とモールス信号を打つシーンは必見です。

萌ます。

まぁ、本編を観てくださいな。

ちなみにリサ役は山口智子なんですが、新境地を開拓しましたね。

今後もアニメの仕事してほしいです(とんでもないギャラになりそうですが)。

とまぁ、こんなカンジですね~。

ストーリーはあくまで子供向けですから、理屈っぽい大人には向かないかもしれませんが、アニメらしいアニメですので基本的に誰でも楽しめる作品だと思います。


ということで前編終わり!

次回は「スカイ・クロラ」でゴワス。

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