うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

無料動画の世界へ

2014年11月27日 05時00分51秒 | わたしの日常です。
わたしは、休日には暇をもてあまし無料動画の世界へはまり込んでいる。今までに特に見られなかった映画やテレビドラマである。それは、ひとつのサイトをホームページ状にまとめてあって構成は簡単であり、ただで視聴できる、これはどうやら物好きな御仁の仕業であるらしい。大した作業量だろうが、ただただ感謝の一語である。
 黒澤明の傑作 「用心棒」、「椿三十郎」、「野良犬」は日本語の原音で英語の字幕つきで、リメイク版のクリントイーストウッド主演の 「荒野の用心棒」がつづけて上映されてびっくりしたもの。どうやらアメリカで再編集されたものらしい。
 他にも呉音とおもわれる中国や台湾の字幕スーパー入りが多い。さすがに、この国は物まねの海賊版の天国であるらしい。
 ユーチューブ全盛の現代、ほかに一般の録画投稿もあるようだ。テレビ放映時の録画もののアップである。
 またエロ動画ものはAV(ピンク映画)や投稿が多い。量的にも多く、いろいろ検索していると知らずにこの方面のサイトに誘導されることがある。この画像はなにかといろいろ社会問題になっているが、昔と違って現代は世間には赤線(!)は既になくて、風俗、ストリップ劇場などの悪所が少なくなっているが、反してウェブサイトでは盛んである。わたしには必要悪とも思える。このことが性犯罪の減少になればいい。

 以前どうしても見たかったが実際に劇場で映画を見られなかった、茨城県で起きた実際の保険詐取連続殺人事件 「凶悪」も見ることができた。警察が守る加害者家族をとりあげた 「誰も守ってくれない」は少女役の志田未来の好演が光っている。わたしたちの世代の女優のカトリーヌドヌーブの 「しあわせの雨傘」、角田光代さんの小説の映画化作品 「八日目の蝉」は秀逸な作品である、先日読んだ“女の一生”を思い浮かべた。
 わたしは夫婦ともに松本清張の小説が大好きである。大衆小説としては長く残っていくだろう。多産化された小説群の中では、この人の時代小説にはある特定の偏った歴史観が感じられてそれは読まないが、ほかはほぼ読んだはずである。これもかなり映像化されていて 「黒の斜面」、「地方紙を読む女」、「死の発送」、「天城越え」、「黒の複音」、「書道教室」がある。
 かつて時代を風靡した角川映画の横溝正史の‘津山三十人殺し’を題材にした 「丑三つ村」 も見ることができた。わたし個人は現実に起きた、殺伐とした実録ものを好む傾向がある。

 どうして探すかは簡単である。大手ポータルサイトの検索窓へ文字入力すればいい。そこで、乱脈な画像と音声や不要なCMに懲りずに丁寧に処理すればなんとか見ることができる。最新作は無理で場合によっては制作側や配給元と予想される関係者によって削除されているケースもある。
 これらの多くは著作権とかは、たぶん、違法なものであろうが、こちらは個人視聴対応のもので、現代では特に問題にはなるまい、いやできまい。
          

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