うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

マンションのやっかいな草取り

2009年02月05日 10時45分48秒 | マンションの植物管理
まだ寒い日々がつづく。
 今回は、植物のメンテナンスで最大のやっかい事で、その作業量がもっとも多い草取りについて書き込みます。いかに手間ひまを少なく、コストを安くするかという合理的な方法です。

 ◇草取りのタイミング◇
 大雑把に見れば、1年のうちで、 3月の中旬. 春分の頃から雑草が芽生え始めて、 大体秋にかかった10月頃にその旺盛な生育が止まる。したがってその作業の頻度は、最低限、 雑草の除草の回数は 6月上旬の入梅直前に1 回、 梅雨の後半頃から 7月上旬から 8月の立秋の頃できれば旧盆までに終わらせたい。あとは 9月の長雨後に伸びた箇所の雑草を処理すればよい。
 
 ◇雑草の生育に応じた草取り◇
 マンションの場合、大きな緑地を敷地周辺に設けていることがあり、おうおうにして雑草の種類は耕地雑草のほかに、 よそから逸出してきたこぼれ種によって侵入した雑草が多く見受けられることがある。この雑草を手抜き作業のする場合は, 降雨直後に引き抜く方が労力的に楽で効率が良い。雑草を根絶やしにするには除草剤を散布するか、市販されている防草シートの布設しかないのが現状である。

  ◇効率的な除草◇
 緊急的な雑草の除草作業の場合は、 大型雑草のみを手抜きするか, 花穂や果実のみを削ぎとる、つるものは根元のみを切るなどの方法も一時的には効果があるだろう。この選択的な作業は雑草の繁殖を抑える効率のよい方法である。見映えを気にする場合は通常の作業をおこなうしかない。

 ◇除草・草刈りと刈り敷き◇
 緑地への雑草の刈り敷きは、一般ごみ扱いになる場外処分量の軽減と、作業の省力化、地表からの乾燥防止には良いので検討すべき作業である。これは農業の世界ではマルチングと呼ばれる作業です。その時期としては、八重桜の咲き始めから5月の連休期間と梅雨明けの7月中旬から8月いっぱいをおすすめしたい。

 ◇重点箇所を選ぶ◇
 緑地ごとに美観上の視点、または雑草の生長量・種類に応じて作業の優先順序をつけて、あらかじめ集中的に作業が必要な重点箇所を選ぶことも大切だ。

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