このクイズは〈10月9日出題〉のUPです。
この木、この花はなに? の第8回目。
現在、わたしが住んでいるところは千葉の内陸部にあたります。なかなか、国や県の行政区分で考えると、複雑に入り組んでいる地域です。ですが、ここは近郊農業都市とでも言うべか、県内でも野菜の生産高では名が知られていて、そのなかで特に落花生では全国ブランドと言っていいでしょう。ところが、農業面で実はもうひとつの特徴があります。それは、日本国中の全野菜の種類が生産可能の地域だということです。つまり栽培する気候と耕作に適した土壌がいい、ということになります()。
マエセツが長くなりましたが、わたしの生地の東北では落花生はとれないのでそれゆえに好きなのですが、こちらに住んでわたしが大好物になったのが、実は魚では“鯵のなめろう”、野菜では“はじかみ(葉生姜)”です。
さてさて、そこで、この出題の植物ですが、植物分類上、同じ仲間の植物になります。身近な植物では茗荷もそうです。
この写真は、散歩がてら、畑の作付けを見ていて気づいて、近所の畑の隅を撮影したものです。掲載するにはやや季節が涼しくなりすぎましたが、どうぞあしからず、ご容赦の程を。
今回は、ヒントは、ありません( )。
解答は、一週間後にここへ書き込みます。
***** ***** ***** ***** *****
相変わらず遅れ気味になったが、それでは お答えします。
これはジンジャー(リリー)です。
ジンジャーはショウガ科ヘディキウム属。和名は花宿紗(はなしゅくしゃ)。
原産地はインド、マレーシアなどの亜熱帯性植物。落葉性の草本、多年草。
花の種類には白、黄、橙、朱、淡い桃色がある。スパイス、清涼飲料水のほかに、抽出した成分が美容と健康目的に利用の範囲が広そうある。また、一部の地方では、花は鑑賞用として切り花で出荷されている。
植栽計画、花壇にはあまり採用されてはいませんが、薬草園などではよく見かけます。
草丈はイメージでたとえると、巨大なミョウガとも言えるが、大きいものでは写真のように2.0m近くにもなる。栽培的には、土壌は保水性があり粘性土が良さそう、日なたから半日陰の場所に適し、夏の乾燥に弱い。耐寒性も、せいぜい北関東地区まででしょう。
この造園の世界に入る直前の頃、結婚してから2DKの公団住宅に住んでいた。年齢は20代後半。その近くに、この辺の農家の地主が畑を区画して住民に貸し出していて、わたしも野菜をと作り始めた。面積は、たしか、2坪半を2区画。その時代には、公共のものはなく貸し農園のはしりだったと思う。
その時分にはぽつぽつ新規に店舗展開されたDIY、ホームセンターが近所にあり農作業の道具、苗、絵袋をもとめていた。そこでいろいろ準備したのだが、さすがに鍬を買う段になり、強烈にわたしのなかで職業的な生い立ちを思い起こし羞恥心を覚えたもの。畑まで、住んでいる住戸から歩いて5分かかる、そこでは妙に気張って急ぎ足でわたしは歩いたものである。
“なんだなんだ、18で農業の生業を捨てて、田舎を出てきたのになあ。またこんなことをやる破目になって、しょうがないものだ”。
わたしの貸し農園での栽培内容は、だんだんと野菜よりもむしろ、珍しい植木、ススキ、フキ、水引など斑入り植物の収集、次に香辛料に関心度が進み、この珍しい ジンジャー なる植物を手に入れた。何となく、生育が旺盛で南国風のバタくさい草姿に惹かれたものであったらしい。
やがて、遅まきながら、好きな植物を相手にということで、わたしは造園の道を進むことになった。
皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
植物のご質問、ご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
この木、この花はなに? の第8回目。
現在、わたしが住んでいるところは千葉の内陸部にあたります。なかなか、国や県の行政区分で考えると、複雑に入り組んでいる地域です。ですが、ここは近郊農業都市とでも言うべか、県内でも野菜の生産高では名が知られていて、そのなかで特に落花生では全国ブランドと言っていいでしょう。ところが、農業面で実はもうひとつの特徴があります。それは、日本国中の全野菜の種類が生産可能の地域だということです。つまり栽培する気候と耕作に適した土壌がいい、ということになります()。
マエセツが長くなりましたが、わたしの生地の東北では落花生はとれないのでそれゆえに好きなのですが、こちらに住んでわたしが大好物になったのが、実は魚では“鯵のなめろう”、野菜では“はじかみ(葉生姜)”です。
さてさて、そこで、この出題の植物ですが、植物分類上、同じ仲間の植物になります。身近な植物では茗荷もそうです。
この写真は、散歩がてら、畑の作付けを見ていて気づいて、近所の畑の隅を撮影したものです。掲載するにはやや季節が涼しくなりすぎましたが、どうぞあしからず、ご容赦の程を。
今回は、ヒントは、ありません( )。
解答は、一週間後にここへ書き込みます。
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相変わらず遅れ気味になったが、それでは お答えします。
これはジンジャー(リリー)です。
ジンジャーはショウガ科ヘディキウム属。和名は花宿紗(はなしゅくしゃ)。
原産地はインド、マレーシアなどの亜熱帯性植物。落葉性の草本、多年草。
花の種類には白、黄、橙、朱、淡い桃色がある。スパイス、清涼飲料水のほかに、抽出した成分が美容と健康目的に利用の範囲が広そうある。また、一部の地方では、花は鑑賞用として切り花で出荷されている。
植栽計画、花壇にはあまり採用されてはいませんが、薬草園などではよく見かけます。
草丈はイメージでたとえると、巨大なミョウガとも言えるが、大きいものでは写真のように2.0m近くにもなる。栽培的には、土壌は保水性があり粘性土が良さそう、日なたから半日陰の場所に適し、夏の乾燥に弱い。耐寒性も、せいぜい北関東地区まででしょう。
この造園の世界に入る直前の頃、結婚してから2DKの公団住宅に住んでいた。年齢は20代後半。その近くに、この辺の農家の地主が畑を区画して住民に貸し出していて、わたしも野菜をと作り始めた。面積は、たしか、2坪半を2区画。その時代には、公共のものはなく貸し農園のはしりだったと思う。
その時分にはぽつぽつ新規に店舗展開されたDIY、ホームセンターが近所にあり農作業の道具、苗、絵袋をもとめていた。そこでいろいろ準備したのだが、さすがに鍬を買う段になり、強烈にわたしのなかで職業的な生い立ちを思い起こし羞恥心を覚えたもの。畑まで、住んでいる住戸から歩いて5分かかる、そこでは妙に気張って急ぎ足でわたしは歩いたものである。
“なんだなんだ、18で農業の生業を捨てて、田舎を出てきたのになあ。またこんなことをやる破目になって、しょうがないものだ”。
わたしの貸し農園での栽培内容は、だんだんと野菜よりもむしろ、珍しい植木、ススキ、フキ、水引など斑入り植物の収集、次に香辛料に関心度が進み、この珍しい ジンジャー なる植物を手に入れた。何となく、生育が旺盛で南国風のバタくさい草姿に惹かれたものであったらしい。
やがて、遅まきながら、好きな植物を相手にということで、わたしは造園の道を進むことになった。
皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
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