うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ソテツの鉢の思い出

2020年07月11日 05時03分31秒 | ガーデニング・庭づくり
今は小暑も過ぎているが、うんざりする雨もやいの日々が続く。それゆえにわたしの庭作業も溜まっている。ここで、思い立って庭に植えてあるソテツの話をする。長く勤めていた造園会社を辞めた時にある年配者からどんぶり鉢に育てていたソテツをもらった。まるで小品盆栽である。その人はやたらと、色んなものを食べ物であったり人にものをあげるのが好きであり、植物好きのわたしに託したものであったらしい。老人性の孤独感に端を発したその奇妙な性向は今であったら理解できる。その年代にしては背が高くて飄々として気さくな人柄であった。
 画像で見られる、この黒いどんぶりは現在もわたしの愛好する煙草の吸い殻入れとして使っている。過去に二度ほど落とし接着剤で直して、今でも使える。さて、この直径14cmの鉢から庭に下したのは二枚目の画像である。草丈は葉の広がりが1mに生長した。葉形、樹姿はリズミカルだ。だが大きくなるのを抑える為に近年は毎年のように葉刈りをしてきた。そして、今の時期に新葉を伸ばす。このソテツは庭園材料としては高くて数万円はする、誰かに記念樹的に植えてあげようと思ってきたが、なかなかそのチャンスはない。
 かれこれ、20数年前のことだったろうか。
          

          

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