うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

投薬と病院通い

2014年05月01日 12時10分28秒 | わたしの日常です。

 わたしは昨年の10月の健康診断、11月の診察以来、高血圧症と、糖尿病とそれによって併発した白内障と診断される破目になった。
 それ以後、日常は規則正しい食事に投薬と、月一回の通院になった。通院時は血液検査と尿検査と診察をおこなう。これらは国の役人命名の「生活習慣病」などと、こなれない病名でくくられるがいたし方ない。ここではその経過をだれでもわかるように綴っていきたいが、上手くいくかどうか。
 わたし自身、今まで特に秋ごろ 気分がすぐれず気が重くて 階段の上り下りや、急いて歩いたりすると、軽いめまいなどの症状があらわれていたが、とりあえずは一カ月以内で治まったようだ。
 高血圧による両方の耳鳴りは大分緩和されたようで、音も低くなり左耳に残る状況だ。耳鳴りはいつも真夏の蝉しぐれのようで嫌でたまらない。せいぜい、秋の虫の音程度でいい。自然の周りの環境から遮断されているようで情緒的に不安になるのだ。まあ、どうせ完治はしないだろうから、なんだか、老人として潔く認めてわたし自身を飼い馴らすようにするしかない。 

 厄介なことだが、毎朝の血圧測定のために血圧計を購入し、その日記をつけ始めた。休日の場合はたまに昼と夕に測ってみる。最低血圧値はそんなに変わらないが、日中の最高血圧は15から20mmHgは下がる。BMIはまずまずといったところか。心臓、肝臓や腎機能、脈拍数、尿酸値は問題なし。
以下には昨年の11、12月と最新のものの検査値を比較する。ちなみに、治療開始から5か月経過したことになる。
 最高血圧:200~185→180~165 最低血圧:110~95→95~90(※家庭血圧値:135/85mmHg未満が基準とされる。) 
 HDL-C(コレステロール):35→41  LDL-C:142→96  TG(中性脂肪):836→209
 血糖値:202→109 HbA1c:9.9→7.0

 だんだんと、投薬の種類も多くなり処方された薬は次の通りだ。一日に一回の朝夕の食後に服用する。その履歴を掲げる。ちなみにわたしの場合は、新薬よりも安価で後発品のジェネリック薬品だ。

11/30
 糖尿病; グリメピリド錠0.5mg「オーハラ」 1錠
 高血圧:アムロジピンOD錠2.5mg「EMEC」 1錠

12/28
  糖尿病; グリメピリド錠1.0mg「オーハラ」 1錠 ネルビス錠250mg 1錠
 高血圧:アムロジピンOD錠5.0mg「EMEC」 1錠 ミカルディス錠20mg 1錠

1/25
  糖尿病;グリメピリド錠1.0mg「オーハラ」 2錠 ネルビス錠250mg 1錠
 高血圧:アムロジピンOD錠5.0mg「EMEC」 1錠 ミカルディス錠40mg 1錠
 LDLコレステロール:クレストール錠2.5mg 1錠

2/22
  糖尿病;グリメピリド錠3.0mg「オーハラ」 1錠 ネルビス錠250mg 1錠
 高血圧:アムロジピンOD錠5.0mg「EMEC」 1錠 ミカルディス錠40mg 1錠
 LDLコレステロール:クレストール錠2.5mg 1錠

3/14
  糖尿病;グリメピリド錠3.0mg「オーハラ」 1錠 ネルビス錠250mg 1錠
 高血圧:アムロジピンOD錠5.0mg「EMEC」 1錠 ミカルディス錠40mg 1錠
 LDLコレステロール:クレストール錠2.5mg 1錠

4/22
  糖尿病;グリメピリド錠3.0mg「オーハラ」 1錠 ネルビス錠250mg 1錠
 高血圧:アムロジピンOD錠5.0mg「EMEC」 1錠 ミカルディス錠40mg 1錠
 LDLコレステロール:クレストール錠2.5mg 1錠

11月から増やしていき、 2月からその量と頻度は固定化して現在は、朝 3錠 夕 2錠 の食後に服用している。二か月になるが、良くなって減らせるのかどうかは分からない。世間の話ではこれからは一生涯薬漬けだとも聞くが・・・空恐ろしいこと。せっかく、わたしの理想ではここ10年以上投薬を忌避してきたのだが・・・、自慢だったのだが・・・。
 ここ当分は、担当医の話だと、数値の安定や高止まりを見極めていくとのことらしい。

 ところで、この薬品のその開発したみなもとの薬用植物は何なのかの調べはついていない。表示する言語はどうやら医学の本場のドイツ語のようだが、いまだに意味不明である。
しかし、糖尿病;グリメピリド錠についてだが、どうやら、東アジアを原産地とするイチョウの葉エキスを抽出したものと判明する。あの、わたしたちの身近にあるイチョウの樹木から採取するのだ。今は製薬メーカー、むかしの薬屋は薬九層倍と言ったそうで元手がかからなく儲かることを諷していたらしい。わたしも思うのだが、精力剤は別にして精製の仕方もあるが、薬用植物の正体は身近にある安価な植物であろうと推測する。樹木や植物の価格を知っていると言う前提で感じるのだが・・・。
 その生物名は世界共通の言語のラテン語表示になる。以下に、未消化な知識で雑駁ではあるが、書き記す。

※主成分(一般名) グリメピリド(Glimepiride)
・剤形 微黄白色の片面割線入り錠剤、直径8.0mm、厚さ2.4mm
・シート記載 グリメピリド3mg「オーハラ」、3mg、OH-14、糖尿病用薬、Glimepiride 3mg「OHARA」
・製薬会社 大原薬品工業株式会社
・薬価 1錠あたり25.3円

●イチョウ:学名Ginkgo biloba L.

・イチョウ葉の含有成分
イチョウの葉に含まれる主な成分には大きく分けて、アレルギー物質であるギンコール酸と、その他の特有成分としてテルペノイド、フラボノイドがある。

・ギンコール酸
ギンコール酸はイチョウ種子の外種皮に触れた時、皮膚炎を引き起こす成分の1つである。 葉にも外種皮の5 分の1程度の濃度で存在し、多量に摂取するとアレルギーを起こすといわれている。しかし、ギンナンにはほとんど含まれないため、今まで摂取することがなかった。ドイツ等の医薬品の規格では、エキス中で5ppm 以下とされている。製造時に適切に除去がされていれば5ppm 以下になり、この濃度ではアレルギー症状が出現しないとされている。

・テルペノイド
イチョウ葉に含まれる主なテルペノイドは、ギンコライドA、B、C とビロバライドである。いずれも、他の植物テルペンには見られない特殊な立体構造を持っている。
その他の特有成分

・フラボノイド
イチョウ葉には、ケルセチン、ケンフェロール、イソラムネチンの配糖体のほか、約 20 種類のフラボノイドが存在するといわれている。
イチョウ葉 イチョウ種子
(雌花をつけた短枝)
(成熟した種子)
* 外側の柔らかい部分を外種皮という
(核様の中種皮)
* 中種皮の内部が食用とされているギンナンである

・イチョウ葉エキスの製造工程
・・・イチョウの緑葉 ・・・含水アルコール ・・・樹脂でギンコール酸等を除去 ・・・5 0 分の1 程度まで濃縮
イチョウの緑葉 含水アルコール 樹脂でギンコール酸等を除去 50分の1程度まで濃縮

・一般的な製造工程の概要は図4 に示した通りであるが、医薬品としてのイチョウ葉エキスでは、葉中に存在するギンコール酸等を除去する工程が必須である。Kommission E*では、イチョウ葉について、「フラボノイド、テルペノイドの含有量が示され、ギンコール酸が除かれたエキス」と、
「含有量規定のない葉やエキス」とに区別し、前者を医薬品として認めている。一方、後者はギンコール酸量によってアレルギーを起こすため危険であると指摘している。

・イチョウ葉エキスの製造工程例
*Kommission E ドイツの“Bundesinstitut fur Arzneimittel undMedizinprodukte”が作った専門委員会。1978年に創設され、ドイツ医療における健康保険薬の認定を行なう機関となった。


実のところ、この薬は副作用で低血糖を誘発するらしくて、 3月以降わたしも月に何回か、野外で軽作業をしていると、数度ふらふらしてあわててパンなどの食事で炭水化物やブドウ糖を摂取することになった。薬依存に体質が変わりつつあり、わたしは複雑な思いにとらわれる。

 わたしとしては、前回も書き込んだように自分の身体の研究者のつもりでいたい。このブログでもわたしらしくないので、真剣過ぎて暗くて陰惨な闘病記になることは避けたいものである。
        
   

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