うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

つまらない休日

2015年09月23日 06時28分01秒 | わたしの日常です。
シルバーウィーク、こんな休日が楽しみなのはある世代までで、わたしたち六十歳代には意味を持ったなんのよすががあるのだろう。仕事であれ何であれ、物事を仕掛けていく心境にはない。組み立てる意欲もない。情けなくも、若い世代から後ろから押されて合わせていくのに精一杯だ。わたしはこの際だからと、家系図作りや自分史の読み込みなどと過去にこだわった休日を過ごす。なんだか、物事の終わりを待っているように感じる。物思いに耽る。
 千葉の実家にも帰らず。わたしは来月に予定されている出費予定がある為に、外出を控えてアパートに閉じこもっている。

 スーパーへの買い物、電気や水道代の支払いや煙草を買いにコンビニへ行くだけだ。ところで、どうもわたしはアパート住まいにも慣れずいる、このアパートには若い女性の独身者も多いのだがどんな風にこの休暇を過ごしているのだろうと妄想が浮かんでくる。家庭を持った暮らしが長いせいか、わたしにはピンとこない。まあ、生きていく糧を得るには真剣な姿勢が必要、冗談は通じない。休みの時は自堕落これに極まれり、でもいいのだ。私的生活、語るべき内容などは不要だし、あえて不穏でもいいし、秘密めいていてもいいのだ。
 近場の名所旧跡巡りも回りつくした、紅葉の時期にも早いし、観光気分もない。 

 つまらない休日、思うように読みたい本が手にはいらない。読んだ本はグレアムグリーンの「情事の終わり」、サマセットモームの「月と6ペンス」、のみか。本好きのわたしは、生来、本屋さんの世界に詳しい。当面の読みたい本を探しに、松本清張の「日本の黒い霧」、モームの「人間の絆」、グレアムグリーンの短編集は地元の書店を回ったが、ない。古い出版物でもあるし、ここは地方であるから願うべくもないのだが。取り寄せの本のリストだけが増えてくる。

 以前に貰い、買って忘れていた冷蔵庫の中の苦手な肉やピザや冷やし中華や焼きそばを食べ尽そうとしている。自炊とは言え、部屋には空いたペットボトルや食料のラップやレジ袋ばかりが増えてきてごみだらけになる。なんだかお金を使ってばかりの、非生産的な消費生活のみをおくっているようでむなしい。食べなければならない身の上(?)だが、なんだかおかしい。

            
 近くの見捨てられたようなフェンス沿いの生け垣になっている ムベ の果実を見かけた。食べ頃のが口をぱっかりと開いていたので食べてみた。甘みを味わうだけだが アケビ ほどでもない。
            
 千葉の実家の柿も甘くなってきたようで、送るように手配したが数がまとまらず難しい。食べたくてしようがなくスーパーで和歌山県産の種無し柿(刀根?、渋抜き柿?)を購入し食べたがそっけない味だ。わが家のごまが入った柿が一番いい、買うなどととんでもないことになる。

 最終日には、わが故郷の墓参りとキリシタン殉教の地を訪れる予定である。これらは画像で紹介する予定だ。
                    

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