うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わが家の野菜や果樹を、どうぞご覧あれ。

2014年06月06日 06時32分38秒 | 自作庭園・トークとコレクション
昨日 6月 5日の午前に梅雨入りが発表された。今年は典型的なエルニーニョ現象がありとされ、台風来襲の時期もあるが、この梅雨も前半は空梅雨気味、梅雨明けも遅くて8月に掛かりそうとの気象庁の予報だ。日本列島が北冷西暑、とすると、わが東北では農作物への厳しい冷害の予想か、どうかあたらないで欲しい。
 先日、二日間にわたり柿や金木犀の強剪定をおこなったが、ここであらためてわが家の植物のあらましをピックアップしてみる。自分で驚くとは世話がないが、あまりの多種多様さにわたし自身がたじろぐ。実はまだまだあるのだが、目が行き届かない・・・。
 なお、ギボウシ や フェイジョア の植物は煩瑣を避けて意図的にここでは取り上げない。左爛のカテゴリーをクリックしてご覧願いたい。
 ここでは、わが家の自作の果樹や野菜などを公開する。わたしにとって四季の季節感を感じ、おもに庭に出て採って食べるという、旬の食材の羅列である。画像とともにコメントを書き込む。園芸好きの方々の一興にしていただきたい。 

☆撮影日時:平成26年 6月 3日(火曜日)15:00頃
       平成26年 6月 5日(木曜日)09:00頃
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◇まずは、果樹からです。あと一週間以内に黄熟し収穫出来そうな <茂木枇杷> です。この春には思いきって強剪定をした。前の枇杷の木は大きくなりすぎて庭全体が日陰になるので伐採する、これは二代目で食べた種子から育った苗木を後継樹として元の所に植えていたもの。実生で育てて早く収穫できる果樹はこの枇杷ぐらいのものだろう。


◇リビング側の庭に種子で育った <百目柿> 、先日も日照を確保するために軽剪定をおこなったが、知らない間にひょろっーとした糸杉のような珍妙な樹形になった。今年、初めて雌花を確認する。結実状況が見てとれるが、これでは台風シーズンになったらどうなることやら。


◇これは葡萄で、一般的な大実品種、<巨峰> だが、露地植えではなく大きな10号のビニールポットで試験栽培中。この後、上手くいくかどうか。


◇これは、<ブラックベリー> で、ある街路樹の下にに育っていたのを挿し枝で繁殖したもの。つるがとぐろを巻くように伸びる。わたしはフェンス代わりで道路側に植え込んだ。黒い大粒の甘酸っぱい果実を着ける、生食もいいがよくこの果実ジャムをベーカリーで見かける。この木苺は栽培も楽でどこかで商用生産されていることだろう。


◇<レモン>、ですが品種は不明、あるイベント会場で鉢植えで実が付いていたので、おやっと思い枝をもらいうけて繁殖させた。棘が大きく鋭いのでやや手をこまねいている。樹高は2.5mも伸びたので、そのうちに花芽を着けて実を結ぶだろうか。


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◇野菜の場合は、まず <きゅうり> だ。<きゅうり>は、毎年収穫出来ていて、台接ぎした苗を植える、連作障害を防ぐにはこの植え付け方法が一番いい。価格は播種苗より4倍は高い、¥190.ほどか。わが家では3株もあれば充分に初夏の食卓に間に合う。


◇<エゴマ> であるが、まだ食していない。伝統的な古い野菜のようで、じゅうねんとも言う。絵袋で入手し蒔いて毎年繰り返すが、わたしにとってはいまだ未開発の野菜だ。食べ方、栄養価などは不明。


◇わが家の <ミョウガ> は家の新築、引っ越し以来からある。あちこちに地下茎で増えて収穫が多い時に知人隣りに配り歩いた。株の無償提供も数知れず。花茗荷は浅漬けや生食で利用するが、わが家では薬味としては必需品である。


◇これは <菊芋> で栽培3年目になる。地植えから鉢、より大きな鉢植えに作り替えたが、まだコンスタントな常食品にならない。キク科の黄色い花を着ける。人の背丈ほどに大きくなりすぎるきらいがあるので手ごろな栽培方法を研究中だ。戦後直後の救荒野菜、根の塊茎を生食か浅漬けで食べるが健康食品としても有名である。


◇<大葉ニラ> は一度植え附けたら庭のあちこちで種で増える。それで昨年にトロ箱にまとめた。一年に3回は刈り取り収穫する。個人的には昼食時にラーメンを独食するときに重宝する。


◇これは <山独活> で、千葉の一地区では畑で栽培されているのを見たことがある。幼い葉とか茎を利用する。あの白いウドは、遮光して地下栽培版である。おもに関東では自生していて地元の山菜とされているらしい。まだ、食べるほどにはなっていない。


◇<青紫蘇> も毎年こぼれ種で増える。今年から掘り上げてプランターにまとめて植える。アブラムシやダニの葉の食害予防で場所を移動できるようにした。葉シソで、わが家ではそうめんやひやむぎなどに多用する。芽シソや実シソでの利用はしていない。


◇<タラノメ> は近所の山から採取、挿し芽でも簡単に根付く。地下茎で繁殖する。量がまとまればいいのだが、栽培スペースも大きくとり家庭菜園には不適だ。


◇いわゆるコゴミとも呼ばれる羊歯、<クサソテツ>である。地下茎でどんどん増え、葉の展開直前に切りとるのだが、いつもそのタイミングを逸する。造園材料としては地被植物扱いである。


◇この <ゼンマイ> はH/Cで購入。山菜。探し回ったら近所の路傍に生えていた。まだまだ肥育し分けつさせて株を大きくしないと食べるまでに至らない。


◇ハーブでこれは <ルッコラ> 一年草、わが家ではごまの風味で生野菜サラダに必須の材料だ。これは、今春播種したばかり。

 昨年に播種したもので、白い花と実がついている状況だ。莢が褐色に熟したら、この後に採実する。


◇<ツワブキ(石蕗)> は茎が細くて全体が小ぶりだが、山菜の日本蕗と同じように調理する。元々はわたしが造園設計をなりわいにしていた頃に秋の花が少ないので配植材料としていたもの。晩秋に黄金色の花が咲く。関東以北には少なくて西日本では自生し多用されていたらしい、日常的にも常食されていたと聞く。


◇花もいいのだが、ここでは食用としての百合根の代表種 <山百合> を取り上げる。百合の中では一番に栽培が難しくて、分球繁殖、生育方法を研究中である。きんとんにすると美味である。
 

◇同じく食用の <小鬼百合> です。わが家では木子(ムカゴ)でうんざりするほど生えてくる、百合の仲間では強健種らしい。


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◇花についても触れたい。まずは、<ヒペリカム・ヒデコート> で金糸梅の仲間。造園の世界で注目されていたが、最近は園芸の分野でもポピュラーになった。入梅の頃に明快な真っ黄色な花をつける。


◇この花木は<黄金下野(オウゴンシモツケ)>、日本の自生種は青葉で白花もある。これは北アメリカの矮性品種・ライムマウンドらしい。どこかからか挿し枝を手に入れて繁殖させて2年目になる。


◇このツツジは一般的に見られる <皐月つつじ>、わが家では今年はきわめて花つきがいい。どういう気象現象によるのか、面白いことだ。


◇これも同じツツジ、古くから持っているが栽培経過は不明だ。もしかしたら品種は、<霧島ツツジ>系だったかもしれない。
 

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