うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わが家の紅葉・ニシキギ、ナツヅタ

2008年12月10日 04時15分39秒 | わたしの日常です。

 これは、わが家の紅葉。ニシキギを画像の中でダブらせたナツヅタである。
 なかなか、自分の家をこういう蔓物で被覆する人は少ないでしょう。雨が吹き込むとか断熱効果が薄れて外壁が駄目になるとかとの理由で、二の足を踏むのでしょう。それを下手にとって、常日頃の訪問塗装業者の脅迫(?)的販売のセールストークが多く、結構気になるものです。
 どうしてかということになると、クラック(亀裂)があれば雨水が入り植物の根を伸ばしひびを増大させて外壁のスタッコなどの吹き付け・タイル貼り、左官下地、防水ラスシートを破り雨が漏り、耐久性が落ちるとの理屈のようだ。
 しかしわたしがおもうのには、温帯性のこの種類の植物で他から養分吸収するものは皆無ではないだろうか(稀な例としてヤドリギがある)。このナツヅタにしても、タコの吸盤のように身を固定するために吸着根を出しているだけだ。養分・水分を吸収する根は出さないのだ。だから、そんなことは杞憂に過ぎない。
 ところで、こういう植栽について、家内は嫌がりあきらめ顔である。それでも、わたしの不在の合い間には伸びすぎたつるをカットしてくれている。実際、予想以上に、ナツヅタの生長量、覆うスピードがすごい。わが家ではなんとか結果的に二階の雨樋までで、辛うじてくい止めているのだ。

 しかしわたしとしては、これは春先の新芽のさわやかな萌黄色、それぞれの葉の微妙なトーンの紅葉の鮮やかさをねらって植えたもの。それに加えて、葡萄の葉に似て蔓を伸ばして出来上がるフォルムの面白さです。いかがでしょうか。ただし、難点は少々、虫が集まり寄って来やすいことでしょうか。






         
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