U魂(ウコン)

◆『U.W.F』最強伝説を追い求める
36歳 おやじブログ

カワイイ!

2008-01-29 | Weblog

昨今、若い女性が万物に用いる都合の良い表現。
具体的に何が?どの様に?良いと感じたのかを
明確に表現するボキャブラリーに欠ける事が、
このセリフの乱発を招いている要因だろう。要するに
「なんかイイ!」って事を言いたいのだろう。本来
”可愛い”が意味する可憐であったり、無垢な感じに
見えない時にも使用されている。例を挙げるなら
極稀にオッサンの僕にも「カワイイ!」と使う女性もいる。
その度に、恥ずかしさ紛れに、なんと、大雑把な表現
だろう。と思ってしまう。女性たちが「カワイイ!」と
持て囃す文化さえも、僕には全く理解ができず、矢鱈に
キラキラした物を貼り付けるセンス、目の周りがパンダ
みたいなっているコントの様なメイク、同じ格好の
個性の無いファッション、年齢に不相応なブランド品…。
そんな彼女たちを観察していて、ある事に気付いた。

日本最強種族”オバハン”とあらゆる面で彼女たちは
酷似していると。商店街をアニマル柄のニットと派手な
原色スパッツを着用し、線の眉毛と赤すぎる口紅で
メイクして、チャリンコに跨り「のいて!のいて!」と
爆走する、オバハン族も、若い女性の「カワイイ!」
と同意の使い勝手の良い言葉、「エエわぁ」を多用する
傾向がある。以上の点から、趣向や動向がソックリ
だと理解してもらえると思う。両者の明確な違いと
言えば、恥じらいの度合いと、生理がまだあるか?
もう、終わったか?くらいのものだ。ココまで酷似して
いると同系の人種と言っても過言でない気がする。
”淑やか””艶やか”とか、本来、日本女性の”美”を
指す言葉とは、全くの対極に位置する両者。奇抜な
井出達も情報入手媒体の違いはあれど、告知された
商品が”流行の先端”と鵜呑みして、”目立った者勝ち”
スピリットで、挙って購入する習性など、まさに同系譜
と言えよう。つまりは、現在の若い女性も”オバハン・
サテライト化”していて、年齢を重ねると本人が望まなく
とも自然に”オバハン”に昇格してしまう。

書籍『女性の品格』がベストセラーとなる時代。読めば
当然の事が綴られているだけで、こんな事を売られて
いる書籍でしか教えてもらえないのか?親は何を教えて
いるんだ?と首を傾げたくなる。
家庭では、オバハンが予備軍の娘に履き違えた自由を
与え野放しで放置している。だから、若い娘さんと
お付き合いをした時、不都合が生じると自分を抑制できず、
その際、驚くほど言葉が汚く変化したり、場合によっては
男言葉を使用する人もいる。必ず注意するが、自分の
言い分を先に主張するばかりで、何が悪いのか?さえ
理解できない。最早、”大和撫子”と呼ばれた”女性”は
激減し、急速に”オバハン”が日本女性を最も表す言葉と
なりつつある。しかし、日本女性の文化が荒廃している
現状で、女性ばかりを言及するのは、間違っている。
世の女性を祭上げ、彼女達を助長する男が存在する。
その男たちは、『力強さ』や『自由』や『主張』を歪曲して
伝達する。それが現代の”女性らしさ”だと思い込ませて
コントロールしている。

世界的にオシャレと呼ばれる日本人女性を見て、友人の
米国人女性は一言『男性に媚過ぎであり、話すと幼い』と
実に的確に言ってのけた。それを聞いた僕は諸外国から
日本の”文化”は注目されているが、”日本人”としては、
未だに馬鹿にされたままなんだと、寂しい気持ちになった。
僕の理想は時代に逆行しているかもしれない。実年齢より
思考が、やや古いのも認めるが、日本女性には、品位と
奥ゆかしさを備えていて欲しい。だから、この駄文を最後
まで読んで頂いた女性には、明日から「カワイイ!」を
違う言葉で表現してみて欲しい。そうすれば、きっと貴方が
素敵な”女性”として周囲に認知されます。どうか、
大和撫子復興・オバハン撲滅運動に参加して下さい。


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