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萌えるゴミ

ロレと兄さんとボク②

2005年11月22日 | 日々是良橘
本を読む、と言えば推理小説の類が多かったボクは、潜水艦なんかが出てくる、しかも戦争ものなんか読んだ事が無く、左舷だの右舷だの面舵だのはサッパリで、イ507の動きにも殆ど付いて行けず、そういった描写があるときは頭の中で朗読するようにゆっくりと読んだ。けれどやはり細かい状況が浮かんでこない。
兎に角、今ピンチ!!!だの、今は優勢だのかなり大雑把な捉え方で読み進めて行った。
ギリギリ追い詰められてからの反撃にクラクラするくらい興奮したりして。
何だか夢見がちの危なげな人だけど敵と対峙してるとメチャカッコイイね。アンタ。(←絹見さん)
とか思ってみたり。
キャラクター的には清永が好きだった。何だか等身大で親しみやすい。
もう少し多感な時期に読んでいたらフリッツ一筋だったと思う(笑)

当初、浅倉は良い者だと思って読んでいたのだけれど、そうでは無さそうな事が判明して大ショック!!
マジ凹みました。
浅倉は、誰よりも誠実で純粋な人なのに。
それを、あんな悲しい結論に導かすだなんて許せない。
そう。許せない。でも許せないのは一部の人間でさ、そうじゃない人が犠牲になるのはやはり同じく許せないよ。浅倉君。
だって、南国同志に計画を話して協力を仰ぐ時ですら強制しなかったのに何でそう望んでない人に死を強制することが出来るの?
妄執に走った狂人とは違って彼はそうする事の意味を知っていたし、その事を痛みとして受け止める心もまだ持っていたのに。
寧ろそんな風に追い詰めた国が憎いよ。

あ。またもや興奮して脱線。

そんな風に読んでいるときには大抵エース兄さんの曲がかかっていて。
始めは只何となくBGMだったんだけど、繰り返し聞く内にだんだん歌詞にも興味を持って聞くようになり、これは!!!!!!!!!!!!!!
と思ったのが「流星雨」と「月夜のケモノタチ」だったのでした。
そして改めて歌詞を読んで、ボクの中でこの曲と南国での浅倉達がリンクして。
この2曲はボクのお気に入りとなり、そうなっちゃうと他の曲もチェックせずにはいらず、
すっかりエース兄さんのファンにもなってしまった(笑)


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