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萌えるゴミ

ロレと兄さんとボク①

2005年11月21日 | 日々是良橘

最初に福井作品のタイトルに触れたのは友達の好きなアーティスト推奨の本だ。
と言う亡国のイージスだった。
同じ作者が終戦のローレライと言うのも書いていて、此方もお勧めだとか。

友達は好きアーティストお勧めだからと言って何度も読もうとしたらしいが、常に途中でギブアップしてしまう。
と嘆いていた。

ボクはその時は「イージス」に「ローレライ」と聞いて何となくその物語は
魔法使いだの、妖精だのが出てくる、ユニコーンなんかに乗って
弓とか剣とかで戦うようなファンタジー物だと思い込んでいた。

ああ、ファンタジーかぁ。ボクもそうゆうの得意じゃ無いんだよねー。

次にボクの好き俳優のツ氏がローレライと言う映画に出演すると聞き(しかも軍服でご登場らしい)その原作が終戦のローレライだと聞いて、なんですと!?
ファンタジーじゃ無かったのか?ローレライ!?
等と思って、その友達に終戦のローレライを借りて読んだのでした。

手始めに浅倉良橘の出ているシーンを拾い読み、中々ミステリアスな美しい男であることに大変満足して、読まないなら暫く貸して。と分厚いハードカバーを2冊を持ち帰り、同時に友達の好きアーティスト(彼女はエース兄さんと呼んでいる)のCDも借りてそれをBGMに本腰を入れて読み始めた。

確かに最初はとっつき難い文章だったけれど、エヴァンゲリオンが好きだった僕は
「彼女」の描写に何となくエヴァっぽいものを感じて「彼女」が何なのか確かめるべくワクワクしながらよんだ。

結局エヴァじゃあ無かったけど、その時にはもう「終戦のローレライ」の虜になってしまっていて。

こんなに嵌るだなんて聞いてなかったよ!!
騙されたヨ!!(←誰に!?)ってな感じだった。

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