御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

今日も霧

2013-07-11 19:36:49 | ガイドさん?

連日の霧模様。

そして今日は、御代が池へ行ってきました。

 

南方面に行く峠の霧は、まぁまぁ・・・、

路肩も5mくらい先は見えてたし、

三宅島はまったく見えなかったけど、

山の上も見えなかったけど、

池はなんとか見えてました♪

 

台風の余風?が吹きまくる中、

山の中に入ってしまえば辺りはとっても静か。。。

 

ですが、

時折遥か上を大風が吹き過ぎて行く、

ごおおおおおおおおっっっっっ・・・

と、いう音が響きます。

 

大海原の真ん中にぽっつんとある御蔵島。

風や雲にとっては、地球の上にあるホンの小さなイボみたいなモンでしょうか。

 

でも、

 

たったそれだけのイボなのに、

海をまったく感じさせないほどサラッとした空気に包まれる。

海に囲まれていることをつい、忘れてしまいそうになる。

それほどに、森の気配は濃厚です。

 

御蔵島という形と場所が生み出す、この興味深い世界。

5300年前に最後に噴火し、それから長い時を経て形づくられて来た、この島の形。

 

ほんの少しでも何かが違えば存在していない、この微妙な世界。

人間は其処でその世界に従って生きて行く。

そのことを、

いつもココロに置きながら、自分の為すことを極めていく。

 

自然とともに在る、ということは、そういうことかもしれないです。