今日の子どもアトリエは「ぺ」念願のスケッチでした。
家から30歩ほど登った、知る人ぞ知る?裏道に腰を下ろし、
各々気になったモノを描きます。
今日のキマリゴトはひとつ『よく観察して描くこと』。
さぁ始め!
「ボク家を出るときから海描こうって思ってたの!」←そうかそうか
「ナニ描こうかなーーー」←なんでもいいんだよ
「蟻がいる!」←外だからね
「あっち行きたいから道(草ぼうぼう;;)造って」←歩けば道は出来るよ
「あっっっ!絵の具が側溝におっこっちゃった!」←穴の上で絵の具を広げた
「まぶしい!」←西日真っ正面
「パレットが斜めで止まらな~い☆」←草の上に置かないからズリ下がる
「きゃ−ーー☆蟻が足に登ってくる!」←蟻はどこにでもいる
「じゃぁ先生の身体の中にも蟻はいるんですか?!」←むむ☆
「これ何処に置けばいいの?」←道が斜めで総てのモノがズリズリしちゃう
「せんせい!手が抜けません☆」←側溝の穴に手を入れてみた
「あ!この葉っぱは絵の具をはじくけどこれははじかない!」←周りの葉っぱを塗ってみた
「いい色が出ないから他のモノを描きます!」←今日の絵の具は不透明水彩
「蚊に刺された」←夕方だからね
「せんせい!手が抜けません☆」←もう一度言ってみた
「下手だなぁ」←巧く描こうなんて思わずよく見て描いて
「カユいけど薬つけないで!」←掻いた所にアンモニアつけられて叫んだ記憶がある
「絵の具で葉っぱを染めるのだ!」←ついでに道も塗ったりしてる
「また刺された☆」←血が美味しいのかも
「今度はこの棒で描くのだ~ ♪」←落ちてる茎や葉を筆替わりにしてみる
「。。。。。」←集中した
「。。。」←集中した
「ふ~んふんふ~~~~~ん ♪♪♪」←歌を歌いながら描いてる
まだ来てから日の浅い子は、
挨拶替わりのつもりなのか?
学校で怒られるからもう一度言って欲しいのか?
はたまた困らせようと思うのか?
果敢に挑戦して来ます。
「絵の具なめていい?」
いいけど苦いよ。
「・・・毒?」
毒じゃないけど後悔するよ。
「。。。」←舐めた
「げぇええええ~~~;;;」
・・・;^^
ナニをしている時にナニかが弾け、インスピレーションが湧くか解らないので、
このアトリエで、しちゃイケないことって、ほとんどありません。
私の言わない三原則は下記 ↓
〈そんなことしちゃいけません!〉←危険な時には言う
〈早く描きなさい!〉←帰りの時間が近いと言う
〈静かにしなさい!〉←他の子の迷惑になる時には言う
必須なのは『創りだすこと』
不味かった絵の具味見体験が、もしかして、
美味しい絵の具を創りだす原動力になるかもしれないし~ ♪