爆発 炎上する石油コンビナート[震災当日]
コスモ石油でタンク爆発の消火活動の映像公開
11日午後、千葉県市原市五井海岸のコスモ石油千葉製油所の高圧ガス施設でガスタンクが落下し、下にあったガス管が破裂して爆発炎上した事故の様子を海上保安庁が撮影し、消火活動を行う海上保安庁のひりゅうの映像が公開された。(映像提供:海上保安庁)
東北地方太平洋沖地震 石油コンビナート爆発の瞬間
地震によるコンビナート火災(千葉県市原市コスモ石油)
0:00 1度目の爆発 1:36 2度目の爆発 2:52 3度目の爆発 3:44 4度目の爆発
平成23年3月11日コスモ石油コンビナート爆発衝撃映像
宮城県沖地震により 臨海工業地帯のコスモ石油が火災その後爆発炎上近くの会社2Fから撮影しました。爆発は1分40秒後・・・
以下は2013年03月11日に投稿した記事です。
東日本大震災が発生して2年が過ぎました。
あの時私はパソコン作業をしていました。大きな揺れだったので、まずパソコンの電源を切り、携帯ラジオのスイッチを入れました。
しばらくして次の揺れ(15時15分に発生した震度4の茨城県沖地震)を感じました。そしてガガガーンと大音響と振動が伝わりました。たしか、2度も響いたと思います。ガラス窓が割るような音も聞こえました。
室内も赤っぽい明るさになりました。外を見ると、いつもより赤い空が見えたので、「ずいぶんきれいな夕空だなー」と感じました。爆発音による恐怖は、微塵も感じませんでした。
コスモ石油千葉製油所で発生した火災爆発事故による爆発でした。
ちなみに私はテレビ嫌い人間なので、テレビ受信機は持っていません。
ラジオからは、地震の大きさや津波警報が出されたことは分かりましたが、映像ではなく音声だけなので、想像するだけでした。
津波警報が出されたことを知ったのも、発生からしばらくしてからでした。
やがて、防災無線のスピーカーからサイレンが鳴り響きました。放送内容を聞いていると「避難勧告」のようでした。
天野さんが来られました。「どうする・・?」「避難する?」・・と訊られました。
天野さんのほかにはどなたも来られませんでした。消防署の方も、警察も市役所の方も、町内会の方の姿も見えませんでした。
川岸市営住宅でも何人かは、避難しないでいたということです。
私は歩行器をたよりに短い距離なら歩けました。しかし避難所までは歩けません。
「ここにいるよ」
津波が押し寄せるのを覚悟で、時を過ごしました。
あの時、天野さんの云われた言葉が忘れられません。
「僕も、ここにいるよ・・・」
天野さんでしたら避難所まで歩けたと思います。しかし彼は他人を見捨てることはされませんでした。
私には真似のできない行為です。
次の大災害がいつ起こるか分かりません。その時に、私は他の人の面倒を見ることができるでしょうか。
恥ずかしながら、出来ません。
多くの方があの災害で命、財産を失いました。
なのに、私は生かされています。「生かされている」のならば、何かをして、お返しをしなければなりません。しかし、それが出来ない。
命を落とした方の冥福を祈って時を過ごしましょう。
今のテツ私は、無宗教ですから「ご冥福をお祈りします」ではなく、「哀悼の意を表します」ですね。
14時46分には黙祷の時間ですが、「ユーアイ久樂部」のカラオケタイムでもあり、Sさんが参加されるので「きよしのズンドコ節」を唄いたいと、思います。
明日、ボランティアの方(バイオリンとフルート演奏)が来られ、この曲も披露されるとのことで、朝の歌の時間にも、私のピアノ伴蔵や利用者さんの太鼓と唄を練習しました。
年齢を重ねると、昨日(3月10日)は東京大空襲の日だったことも、きょうは東日本大震災の日であることも、思い起こすことができないのですね。
ただ他人事のように、笑を浮かべながら話を聞いているだけのようです。
千葉製油所火災爆発事故の概要・事故原因及び再発防止策等について(抜粋)
2011年8月2日
コスモ石油株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報室
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_110802/index.html
コスモ石油株式会社千葉製油所で発生した火災爆発事故につきましては、地域の皆様を始め、関係する多くの方々に多大なご迷惑とご心配をおかけしました事を深くお詫び申し上げます。
この度、事故調査委員会において事故状況・事故原因及び再発防止策等を取りまとめましたのでご報告致します。
1.事故概要
1) 3月11日に発生した火災爆発事故の状況(事実の経緯)は以下の通りです。
•14時46分に震度5弱の東北地方太平洋沖地震が発生
•満水状態の364番タンク(通常は液化石油ガス(以下、LPG)を貯蔵)の支柱筋交いの多くが破断しました。
•15時15分に震度4の茨城県沖地震が発生
•筋交いが破断したLPG364番タンクの支柱が座屈し、LPGタンク本体が倒壊した事により、近接する複数の配管が破断し、LPGが漏洩しました。
•漏洩、拡散したLPGに着火し、LPG364番タンク付近で火災が発生しました。
•火災の影響によりLPG364番タンクに隣接するLPGタンクが爆発し、延焼しました。
•延焼した事により、付近の複数のLPGタンクが爆発し、火災が拡大しました。
•火災発生当初から継続した防消火活動を実施し、3月21日10時10分に鎮火しました。
2) 主な被害状況
1. 人的被害:負傷者6名(重傷者 1名、軽傷者 5名)
2. 物的被害:発災箇所に設置してある全LPGタンク(17基)、及び周辺配管・道路が損傷。
隣接するアスファルトタンクが損傷し、アスファルトが漏洩(5月10日に回収完了)。
爆発による飛散物・爆風等の影響により丸善石油化学株式会社様及びチッソ石油化学株式会社様の構内で火災が発生し、近隣の車両・船舶・建屋のガラス等を汚損・破損。
居住地区等においては、爆風による窓ガラス・シャッター・スレート等への破損及び保温材等の軽量飛散物による車両の汚損が発生。
3. 環境被害:LPGは火災等の影響により被災エリアのLPG全量が燃焼し、漏洩したアスファルトも回収が完了しており、大気・水域・土壌への影響は確認されていない。
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