8月6日にアマゾンさんに注文た本が、2015年8月25日に到着した。
Greek New Testament W/Modern Greek Parallel (Greek Language Study Series)
(ギリシア語) ハードカバー – 1995/6
George A. Hadjiantoniou (著), James A. Gee (著)
ハードカバー: 1440ページ
出版社: Amg Pubs (1995/06)
言語: ギリシア語
ISBN-10: 0899571301
ISBN-13: 978-0899571300
発売日: 1995/06
新品だが20年前に発売された書物なので、カタログには載っていない。
簡単に入手出来ない商品かもしれない。
カタログ→ AMG Publishers 2015 Core Catalog
8月6日にアマゾンさんに注文。
アメリカから船便利用なので配達されるまで約20日かかった。
新品なら最低3,000 円で買えるのだが、代引でも買えるのが、この一件だけだった
発注 2015年8月6日
到着 2015年8月25日
商品の小計: ¥ 5,820
配送料および取扱手数料: ¥ 257
代引手数料: ¥ 324
注文合計: ¥ 6,401
支払い方法: 代金引換
本書の全ページがギリシャ語なので、巻頭の解説などはまだ理解できない。
ただ、Textus Receptusという文字が読めるので、聖書テキストがネストレ・アーラントを特定したのではないだろう。
期待していた本ではなかったが、コイネギリシャ語と現代ギリシャ語が対照されているので、現代ギリシャ語の勉強になるので活用している。
現代ギリシャ語聖書を読めるようになるまでにはまだまだだが、意味が分らなくても音読を続けていれば次第に分るようになる。
この本も購入しました
(TGV) の初版発売は1997年
ギリシア語
現代訳・アポクリファつき
150×220
クロス装
購入先:バイブルハウス南青山
この本「現代ギリシャ語訳聖書」の底本は、Todays Greek Version(TGV)なので、読み方(音読の発音)も「現代式」です。
それにTGVの音声動画を探していましたが見つかりませんでした。理由は動画のタイトルまたは説明に、底本についての情報が付いていません。(説明があるのでしょうが、私のギリシャ語の読解力では無理・・(-_-;))
でも、探せば見つかるんですね。
これがTGVの音声動画です。ただし、全部動画(静止画面)朗読音声のみで、聖書のテキストは挿入されていない。
動画は、購入した本(ギリシャ語)のテキスト朗読ですから、勉強になります。
ただし、もう少しスローな朗読でしたら「もってこい」なのですが・・・。
Η Καινή Διαθήκη στη δημοτική
作者: Tony D•
28 本の動画•
動画の1番目は購入した現代ギリシャ語聖書TGVDの後半(新約聖書マタイ~黙示録まで全巻)の最初にある概論の朗読です。
01. Εισαγωγή 概論
01. Εισαγωγή 概論
02. Κατά Ματθαίον Ευαγγέλιον ヨハネ福音書
****************
05. Κατά Ιωάννην Ευαγγέλιον 2:22:18
Η ΚΑΙΝΗ ΔΙΑΘΗΚΗ - ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ ΑΓΙΟΝ ΕΥΑΓΓΕΛΙΟΝ 2:21:58
ΑΓΙΑ ΓΡΑΦΗ - ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ ΕΥΑΓΓΕΛΙΟΝ 2:21:57
これらの3本の動画は、画面が違いますが、音声は同じです。
もしかしたら、こちらの音源を借用したのかもしれません。↓ https://www.bible.com/ja/bible/173/jhn.1.tgv ヨハネ第1章(最初~最後)1節~22節(8分49秒)
*********************
上記の動画は、各々が聖書の「章単位」なので、再生時間が長いです。
それに対して、こちらのYouVersionは「節単位」で構成されていて、便利です。
さらに、音声を聴きながらテキストを目で追いかけることも可能です。
でも、動画と同様に速いテンポの朗読です。
今までは、ギリシャ語聖書の動画はコイネー(古代ギリシャ語)が主流しでたが、最近は現代式発音の朗読音声が多くなり、またTGVの朗読が多く公開されるようになりました。
時間をかけて、私の目が見える間、音読の練習を続けていきたいと願っています。
やがては、画面にTGVのテキストを配する動画も公開されるのではないでしょうか。
Η Αγία Γραφή (Παλαιά και Καινή Διαθήκη) (TGV) オーデオ付
全部音声付
下記は各書の第1章のみです。続いて第2章がありますが、省略します。
こちらもご覧ください→ギリシャ語新約聖書の動画集・・・コイネーと現代語
- コイネー
コイネー(古代ギリシア語: Κοινὴ Ἑλληνική)は、アレクサンドロス大王の帝国とその後継であるヘレニズム諸国で公用語として使用されたギリシア語。コイネーは「共通の」という意味で、古代ギリシア語のアッティカ方言およびイオニア方言を基盤としており、現代ギリシア語の基礎となった。なお、文脈によっては(社会的、地域的その他の)方言が他の方言と影響を及ぼしあうなどして成立し、より広い範囲で通用するようになったことば全般を指すこともある。後者の意味でのコイネーについては コイネー言語 も参照。 -
歴史
- コイネーはヘレニズム諸国がローマ帝国に滅ぼされた後も東地中海世界の共通語として機能し、新約聖書もこれで書かれた。ローマ帝国分裂後も東ローマ帝国で公用語、通商語として話され、中世ギリシア語(東ローマ帝国時代のギリシア語)を経て現代ギリシア語の基礎となった。
- コイネーは後1世紀頃からはじまる音韻構造の移行の特徴を有しており、現代ギリシア語の発音とその語彙形態素はコイネーのそれと基本的に同一のものである。
- 現代ギリシア語の方言は、このコイネーから派生して、14世紀頃にも、 Le Livre Des Assises のギリシア語訳(キプロス方言の古文献)の語彙・文体にその痕跡が多々みられる。コイネーは、このように中世ギリシア語を束ねて「共通化」した言語体であり、現代ギリシア語の諸方言の生みの親となっている。したがって、該「コイネー」の古アテナイ方言が、現代ギリシア標準語の基礎となっている。ギリシア語の基礎は、したがって、コイネーにあるということができる。 作者として Polybius, Diodorus Siculus, Strabo, Plutarch, Epctetus, Artemidorus, Pseudo-Apollodorus, Vettius Valens など。
現代ギリシャ語訳旧約聖書 音声付
https://www.bible.com/ja/bible/173/gen.1.tgv 創世記
https://www.bible.com/ja/bible/173/exo.1.tgv 出エジプト
https://www.bible.com/ja/bible/173/lev.1.tgv レビ
https://www.bible.com/ja/bible/173/num.1.tgv 民数記
https://www.bible.com/ja/bible/173/deu.1.tgv 申命記
https://www.bible.com/ja/bible/173/jos.1.tgv ヨシュア
https://www.bible.com/ja/bible/173/jdg.1.tgv 士師記
https://www.bible.com/ja/bible/173/rut.1.tgv ルツ
https://www.bible.com/ja/bible/173/1sa.1.tgv サムエル記上
https://www.bible.com/ja/bible/173/2sa.1.tgv サムエル記下
https://www.bible.com/ja/bible/173/1ki.1.tgv 列王紀上
https://www.bible.com/ja/bible/173/2ki.1.tgv 列王紀下
https://www.bible.com/ja/bible/173/1ch.1.tgv 歴代志上
https://www.bible.com/ja/bible/173/2ch.1.tgv 歴代志下
https://www.bible.com/ja/bible/173/ezr.1.tgv エズラ
https://www.bible.com/ja/bible/173/neh.1.tgv ネヘミヤ
https://www.bible.com/ja/bible/173/est.1.tgv エステル
https://www.bible.com/ja/bible/173/job.1.tgv ヨブ
https://www.bible.com/ja/bible/173/psa.1.tgv 詩篇
https://www.bible.com/ja/bible/173/pro.1.tgv 箴言
https://www.bible.com/ja/bible/173/ecc.1.tgv 伝道の書
https://www.bible.com/ja/bible/173/sng.1.tgv 雅歌
https://www.bible.com/ja/bible/173/isa.1.tgv イザヤ
https://www.bible.com/ja/bible/173/jer.1.tgv エレミヤ
https://www.bible.com/ja/bible/173/lam.1.tgv 哀歌
https://www.bible.com/ja/bible/173/ezk.1.tgv エゼキエル
https://www.bible.com/ja/bible/173/dan.1.tgv ダニエル
https://www.bible.com/ja/bible/173/hos.1.tgv ホセア
https://www.bible.com/ja/bible/173/jol.1.tgv ヨエル
https://www.bible.com/ja/bible/173/amo.1.tgv アモス
https://www.bible.com/ja/bible/173/oba.1.tgv オバデヤ
https://www.bible.com/ja/bible/173/jon.1.tgv ヨナ
https://www.bible.com/ja/bible/173/mic.1.tgv ミカ
https://www.bible.com/ja/bible/173/nam.1.tgv ナホム
https://www.bible.com/ja/bible/173/hab.1.tgv ハバクク
https://www.bible.com/ja/bible/173/zep.1.tgv ゼパニヤ
https://www.bible.com/ja/bible/173/hag.1.tgv ハガイ
https://www.bible.com/ja/bible/173/zec.1.tgv ゼカリヤ
https://www.bible.com/ja/bible/173/mal.1.tgv マラキ
**************
現代ギリシャ語新約聖書 音声付
https://www.bible.com/ja/bible/173/mat.1.tgv マタイ
https://www.bible.com/ja/bible/173/mrk.1.tgv マルコ
https://www.bible.com/ja/bible/173/luk.1.tgv ルカ
https://www.bible.com/ja/bible/173/jhn.1.tgv ヨハネ
https://www.bible.com/ja/bible/173/act.1.tgv 使徒
https://www.bible.com/ja/bible/173/rom.1.tgv ローマ
https://www.bible.com/ja/bible/173/1co.1.tgv コリント1
https://www.bible.com/ja/bible/173/2co.1.tgv コリント2
https://www.bible.com/ja/bible/173/gal.1.tgv ガラテヤ
https://www.bible.com/ja/bible/173/eph.1.tgv エペソ
https://www.bible.com/ja/bible/173/php.1.tgv ピリピ
https://www.bible.com/ja/bible/173/col.1.tgv コロサイ
https://www.bible.com/ja/bible/173/1th.1.tgv テサロニケ1
https://www.bible.com/ja/bible/173/2th.1.tgv テサロニケ2
https://www.bible.com/ja/bible/173/1ti.1.tgv テモテ1
https://www.bible.com/ja/bible/173/2ti.1.tgv テモテ2
https://www.bible.com/ja/bible/173/tit.1.tgv テトス
https://www.bible.com/ja/bible/173/phm.1.tgv ピレモン
https://www.bible.com/ja/bible/173/heb.1.tgv ヘブル
https://www.bible.com/ja/bible/173/jas.1.tgv ヤコブ
https://www.bible.com/ja/bible/173/1pe.1.tgv ペテロ1
https://www.bible.com/ja/bible/173/2pe.1.tgv ペテロ2
https://www.bible.com/ja/bible/173/1jn.1 ヨハネ1
https://www.bible.com/ja/bible/173/2jn.1 ヨハネ2
https://www.bible.com/ja/bible/173/3jn.1 ヨハネ3
https://www.bible.com/ja/bible/173/jud.1 ユダ
https://www.bible.com/ja/bible/173/rev.1 黙示録
Ελληνικά (4)
- H Αγία Γραφή στη Δημοτική (Filos Pergamos) (FPB) オーデオ付
- Η Καινή Διαθήκη του Κυρίου και Σωτήρος ημών Ιησού Χριστού κατά νεοελληνικήν απόδοσιν (NTV)
- Η Αγία Γραφή (Παλαιά και Καινή Διαθήκη) (TGV) オーデオ付
- Η Αγία Γραφή με τα Δευτεροκανονικά (Παλαιά και Καινή Διαθήκη) (TGVD)
Ελληνιστική Κοινή (4)
- Η ΚΑΙΝΗ ΔΙΑΘΗΚΗ ΕΓΚΡΙΣΕΙ ΤΗΣ ΜΕΓΑΛΗΣ ΤΟΥ ΧΡΙΣΤΟΥ ΕΚΚΛΗΣΙΑΣ (NTPT) オーデオ付
- SBL Greek New Testament (SBLG)
- Elzevir Textus Receptus 1624 (TR1624)
- Scrivener’s Textus Receptus 1894 (TR1894)
時間をかけて、私の目が見える間、音読の練習を続けていきたいと願っています。
こちらもご覧ください→ギリシャ語新約聖書の動画集・・・コイネーと現代語
参考 古典式ギリシャ語
「新約聖書ギリシア語の発音について―21世紀に - 地の果てまで福音
- 現在、聖書ギリシア語の教育現場では、1)エラスムス式、2)現代ギリシア語式、のいずれかで発音がなされています。日本では、おそらく1)のエラスムス式を採用している神学校が圧倒的に多いのではないかと思います。私も、日本ではこの発音方式で教わりました。
でも、アテネ大学の教室では、教授も学生も、すごくうれしそうに現代ギリシア語で古典を読んでいます。ビザンティン期の文献の授業にも出ましたが、そこでもやはり、現代の発音でこれまた楽しそうに読み上げていました。 - 中略
- ギリシア語史の授業に出て分かったことは、聖書ギリシア語(コイネー・ギリシア語)の発音は、プラトンやアリストテレス等、古典期の発音よりはむしろ、現代ギリシア語の発音にかなり近いということです。
織田昭先生も、「新約聖書のギリシア語についていうならば、今日のギリシア人がこれを現代語の発音で読んでいるということは、科学的にも十分な根拠を持つ、より正確なやり方であるということができる。なぜならヘレニズム期のギリシア語発音が、古代の原始発音やアッティカ方言の正統的発音から既にかなり変異し、事実上、二三の母音および複母音を除き現代ギリシア語の発音法と根本的には同一であったことが多くの学者により明らかにされているからである。」(織田昭「新約聖書ギリシア語の発音について」)と書いておられます。
全部を読む→http://bit.ly/1LFS6Bg
こちらも参照→古典語は現代語式に読みましょう http://bit.ly/1VLLOVq
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