スカーほど、今までもこれからも、辛い道を歩むキャラはいないだろうな、と思う。
幼くして孤児となったエドや、軍命とはいえ大量殺人者たるマスタング、不死のホーエンハイム、生涯ホムンクルスの駒だったブラッドレイと比べても、スカーの人生のほうが辛そうだと思う。
何故だろう?
彼は孤独だから?
いや、それよりも。
彼は笑わないから。
エドやブラッドレイは、笑う。
世間の障害を避けるための作り笑いでも、皮肉に口角を上げて見せるのでも。
もっと言うなら、彼らは自分を笑える。
自分を笑う、余裕があるんだ。
スカーは真面目な人。殲滅戦以前から、彼は立派な武僧で、けれどお固くて煙たい奴だった。
彼は真面目すぎる人。だから視野が狭くなり、極端な道を歩んでしまう。
もし、彼が笑えたら?
自らの境遇を、笑い飛ばせる人だったなら。
同じ運命でも、同じ選択肢を選んだとしても、もっと楽に生きられたろうと思う。
笑うこと。
それは、たくましさだ。
おばちゃんは笑う。おやっさんは笑う。
スカーは、そんなふうには笑えない、真面目で不器用で重たい奴だ。
彼はこの先も、辛い道を歩むだろう。辛くしているのは自分だと分かっていても、自分なんか容易に変えられないから、あのまんま、不器用にムスッとした顔で、辛い人生を歩んでいくんだろう。
笑おうぜ?
笑えば、たいていのことはちっぽけになっちまう。
笑って笑って、たくましく生きよう!
幼くして孤児となったエドや、軍命とはいえ大量殺人者たるマスタング、不死のホーエンハイム、生涯ホムンクルスの駒だったブラッドレイと比べても、スカーの人生のほうが辛そうだと思う。
何故だろう?
彼は孤独だから?
いや、それよりも。
彼は笑わないから。
エドやブラッドレイは、笑う。
世間の障害を避けるための作り笑いでも、皮肉に口角を上げて見せるのでも。
もっと言うなら、彼らは自分を笑える。
自分を笑う、余裕があるんだ。
スカーは真面目な人。殲滅戦以前から、彼は立派な武僧で、けれどお固くて煙たい奴だった。
彼は真面目すぎる人。だから視野が狭くなり、極端な道を歩んでしまう。
もし、彼が笑えたら?
自らの境遇を、笑い飛ばせる人だったなら。
同じ運命でも、同じ選択肢を選んだとしても、もっと楽に生きられたろうと思う。
笑うこと。
それは、たくましさだ。
おばちゃんは笑う。おやっさんは笑う。
スカーは、そんなふうには笑えない、真面目で不器用で重たい奴だ。
彼はこの先も、辛い道を歩むだろう。辛くしているのは自分だと分かっていても、自分なんか容易に変えられないから、あのまんま、不器用にムスッとした顔で、辛い人生を歩んでいくんだろう。
笑おうぜ?
笑えば、たいていのことはちっぽけになっちまう。
笑って笑って、たくましく生きよう!
>復讐に生きた時より辛い人生ではないんじゃないかなー
そうですね。私、この記事書いたときは、より良く生きるって、刹那に生きるよりもっとしんどいことなんじゃないのかなーって、ちょっとしょんぼり思考だったみたい
。でも、やっぱり、正の方向へ向かう、しんどくてもそっちへ行くのは、笑顔への近道ですよね。スカー、あんなナリでもまだまだ若いんだし!(笑) おっちゃんたちが逞しいハガレン世界の中で、味のある、良いオヤジになってほしいなあ~v
Cirle様こんにちは!
私もね!「なに、そういう事もあるさ」、すっごい好きな台詞なの!!
そうだね。スカーにこそ、そういうこと言ってあげられる人がいたらいいな。自分では言えなさそーだものね~(笑)
うん。負の感情はものすごく強いけれども、何かを蝕む。彼はこれから正負拮抗した感情の中でまた苦労しながら進むのだろうけども、ものすごいエネルギーの持ち主だから、きっと多くの人に影響を与えていけるよね!
そして猫にくすぐってもらえ!のタイトルに噴きました!(笑)そーよ、スカーは猫を飼えばいいんだわ!なんかそれで、全てが解決しそーな感じがします(笑)
may様こんにちは!
すごく素敵な言葉!うん、そうだね。スカーはメイの泣き顔に心動かし、ヨキが文句言いつつついてくることが、嫌じゃなかった。エドの言いたいことを汲んだ。
彼は自分にとてつもなく武器用だけど、他人の感情はちゃんと分かる人。そうか、情の深い人なんだ。
この先、イシュバールの地で子供たちが普通に笑ってたりしたら、それで幸せなのかも。あー、そうなってほしいなあ~!
自分でない他人の笑顔の中に喜びを見出せるかもよ~
そういう人もいるって(笑)
私も、兄の研究を語るスカーの微笑みが印象に残っています。FAで声音も聞けるかなと楽しみにしていたら、ぶっちょ面のままだったんですよね。ううん、残念。FA的解釈の違いなのか、それとも荒川先生も彼の表情をどうしようか迷っていて、その決定がアニメスタッフに伝わらなかったのかしら?
笑って少しだけ受け流して、そうしたら生きやすいですよね。イズミ師匠の「なに、そういう事もあるさ」って凄く好きな言葉です。スカーにもそういう風に言ってくれる人がいたら良いな。今はいるのかな。
笑うことって凄く力になるから。笑いを封印しながらあれだけ精力的に動けた(国家錬金術師、滅ぶべし!とか)ことにビックリです。あのエネルギーはどこから来たのだろう・・・って復讐心なんですよね。強いけど、絶対に命を蝕むエネルギー源。My賢者の石以上に寿命が縮む事請け合いです。
クソ真面目ゆえに生きにくい。・・・ということを、「心の病で休職の公立教師増」のニュースで納得しました。
スカーはほんとにクソが付く(失礼)程真面目なキャラなんですよね。
自分の境遇を笑うことなんてできない。
でも、逆転の錬成陣を発動しそれが「兄の研究成果だ」と言うシーン、そして最期に「名はなくていい、好きに呼べ」のシーンでは笑みを見せてるんですよね(他にもあったっけ?)
彼は笑うことができるようになってると思います。それは正の方向に流れ始めたから。兄弟やウインリィと笑いあうことはできないかもしれないけど、復讐に生きた時より辛い人生ではないんじゃないかなーと思いました。