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ウタマロ代表の勝手にコラム!

プロレス者「ウタマロ代表」が想う、そして綴る!
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『八重桜 手づくり』 【焼酎ロマン第6回】

2004年10月23日 | 本格焼酎ネタ
『八重桜 手づくり』
【古澤醸造合名会社】宮崎県日南市大堂津
原料:甘藷・米麹
度数:25度 容量:1,800ml

創業明治25年、宮崎県に唯一残る土蔵造りの酒蔵「古澤醸造合名会社」珠玉の逸品。厳選素材を陶器製かめで仕込み発酵させます。「手づくり」と銘打ったイメージ通りに、凄くコクがあって、芋の優しい甘味がします。嫌味な甘さじゃなく、芋の良い甘さだけが出ていると思います。これも白麹なんで、麹臭さがあまりしません。かめ仕込みなんだけど、白麹だからキツくなくていいんですよね。黒麹でかめ仕込みしちゃうと僕は臭くて嫌なんです。

これは、カンパチの刺身なんかと一緒にやりたいですね。女性と一緒というよりも、男同士でワイワイやりながら飲みたいお酒です。

今まで書き忘れていましたが、前半の原料・度数の説明部分は出来るだけラベルに忠実に表現しています。「さつまいも」と書く蔵元さんもあれば「甘藷(かんしょ)」と書く蔵元さんもあるわけです。

オススメ度:☆☆☆☆

『山翡翠 純米焼酎』 【焼酎ロマン第5回】

2004年10月22日 | 本格焼酎ネタ
『山翡翠』
【株式会社 尾鈴山蒸留所】宮崎県児湯郡木城町
原料:米・米麹
アルコール度数/25度 容量1.8L

【山深い森の中の蒸留所でできたこの焼酎は、宮崎の酒造好適米「はなかぐら」を原料とし、自社培養による独自の酵母菌を用い、徹底した手造りの仕込みと伝統の常圧蒸留に徹し、貯蔵・熟成させて仕上げた独自の風味を持った米焼酎です。】

ラベルにこう書いてあるのですが、まさに独自の風味を持った米焼酎だと思います。吟香「鳥飼」や球磨焼酎「房の露」、「皆空」などのような吟醸香を持つ系統とも違うし、「巌窟王」ような丁寧で上品な味とも違う。なんと言いますか、お米の甘さとコクを上手に出しながら、この蔵独自の風味ある麹を強く感じる味です。飲んだ後はほんのり辛みが来ます。単独で飲むよりも、美味しい酒のあてと一緒に飲みたいなあ。

ちなみに尾鈴山蒸留所さんはこれまた有名な芋焼酎「山ねこ」を製造している蔵元さんです。「山翡翠」と「山ねこ」。どちらもラベルが凄くカワイイんです。

オススメ度:☆☆☆

『浜の芋太 黄麹仕込み なかどり』 【焼酎ロマン第4回】

2004年10月21日 | 本格焼酎ネタ
『浜の芋太 黄麹仕込み なかどり』
【千代むすび酒造株式会社】鳥取県境港市大正町
原料:甘藷・米糀
アルコール度/25度 容量1.8L

「芋拾貫目を細に刻み むし糀四升入れ この酒痛みも無し之」

ラベルにこう書かれています。日本酒の麹・酵母を使用しているからです。日本酒の麹とは黄麹のコト。もともと芋焼酎に使われていたのは日本酒と同じ黄麹なのですが、気候が温暖な南九州ではもろみが腐ってしまうコトが多く、今では主に黒麹や白麹が使われています。でも鳥取にあるこの蔵元は黄麹を使用。浜の芋太は弓ヶ浜半島の甘藷「金時」を原料に、蒸留の初留と後留を除いた「なかどり」といわれる風味豊かな1本なのです。お味はとにかく「甘~~い!」の一言。スピードワゴンの「小沢さん甘~~い」よりさらに甘い。
芋の甘さなのか、麹の風味なのか分かりませんがとにかく甘い。少しだけ食パン(イースト菌)のような匂いがします。僕は料理と一緒に飲むという気はしません。でも単独で飲めばこれもアリかなあ..と。勿論美味しいんですけど、やはりちょっと甘すぎかな。

オススメ度:☆☆☆

『杜氏潤平 手造り』 【焼酎ロマン第3回】

2004年10月20日 | 本格焼酎ネタ
『杜氏潤平 手造り』
【小玉醸造合名会社】宮崎県日南市飫肥
原料:さつまいも・米麹
アルコール分25度以上26度未満 容量1.8L

風情ある飫肥城下にある小玉醸造合名会社さんは文政元年に創業した蔵。
歴史あるこの蔵で手腕を振るうは、若き天才杜氏「金丸潤平」さん。
使用する芋はベニコトブキ(紅芋寿)。麹は白麹。

通常、芋焼酎で使われる芋はコガネセンガンという鹿児島県で最も収穫量が多い品種。しかし『杜氏潤平 手造り』ではベニコトブキを使用しています。そのせいなのか、白麹のせいなのかしりませんが、味はまさにエレガント&マイルド!いやあ、僕好みの味ですよぉぉ。

口当たりが優しいんで、女性にオススメしたい。というかキレイな女性と一緒に飲みたい。出来ればテレ東の森本智子アナのような人.....うんうん、無理だって分かってますから心配しなくて大丈夫ですよ。
でも、センスのいい焼酎バーかなんかで森本アナと『杜氏潤平 手造り』なんか飲んだ日にゃあ、あんたそりゃあもうって話です。

さて、いつも焼酎はロックで飲む僕ですが、これはたま~にお湯割りにして飲んだりします。味付けの薄い鍋かなんかつつきながらがこれからの季節に合うような気がします。

この焼酎。少量生産の為、かなり入手困難になっておりますが、プレミア価格なら買う必要はありません!これ基本にしましょう。だってそれって安くて旨いという焼酎の良さを外してますもん。定価は確か一升瓶で2,940円(税込)でした。
で、飲む機会があったら是非飲んでみてください。心にも体にも優しい味がしますよ!

オススメ度:☆☆☆☆

『霧島』 【焼酎ロマン第2回】

2004年10月19日 | 本格焼酎ネタ
『霧島』
【霧島酒造株式会社】宮崎県都城市下川
原料:さつまいも・米こうじ
アルコール分25% 容量1.8L

焼酎お飲みにならない方でも、結構知っているんではないでしょうか「霧島」という名前。
お飲みになる方なら結構「黒霧島が旨い」ってのが多い。うん、確かに旨い。黒麹を使ってる中でも上位に来る味です。でも僕は白麹を使ってる方が口当たりがなめらかだし、麹臭くないんで好きなんだよなぁ。霧島(白)はなめらかでコクがあって大好きです。

お気づきですか?上の写真、パックを載せています。何故ならこの焼酎は僕のデイリーユースだから!一部では入手困難らしいのですが、僕んちの周りのお店には何故かたくさん置いてあります。近所のドラッグストアで売ってたりもします。
「安くて旨い」これってやっぱり嬉しいですよね。

オススメ度:☆☆☆☆☆

『桜島』 年号焼酎~2004年~ 【焼酎ロマン第1回】

2004年10月19日 | 本格焼酎ネタ
『本格焼酎 桜島』 年号焼酎~2004年~
【本坊酒造株式会社 津貫工場】鹿児島県加世田市津貫
原料:さつまいも・米こうじ
アルコール分25% 容量1.8L

明治5年創業の老舗 本坊酒造の代表的銘柄「桜島」の初物。2004年に収穫した原料芋のみを使い蒸留・瓶詰めした「その年の収穫、季節感が楽しめる」焼酎。

記念すべき第一回目は、やっぱりこの季節なんで「初物」を選ばせていただきました。最近お店でも色んな銘柄の「初物」が目に付くようになってきましたネ。
寝かせてない分、ホントに芋のフレッシュ感が炸裂してるんですよね。「桜島」自体は飲んだこと無いけど、こないだ行ったお店でもうそりゃあ一押しだったこの焼酎。値段も税込で1,700円代とお買い得感アリ。もちろん大満足で飲んでいます。
「搾りたての芋ジュース」みたいなんで、芋芋してるのが嫌いな方にはオススメしません。だけど一年に一度この季節だけなのですから、是非飲まれてはいかがでしょうか。と無理やり勧めたくなる一本でした。

オススメ度:☆☆☆☆

本日より「本格焼酎ロマンを求めて」開始です

2004年10月19日 | 本格焼酎ネタ
今日から始まる新企画「本格焼酎ロマンを求めて」。
題名は「釣りロマンを求めて」から拝借させていただきました。
題名長いんで、次回タイトルからは「焼酎ロマン」と略させていただきます。

以前書いたように本格焼酎をこよなく愛するウタマロ代表。
ある本で評論家が珠玉と言われる芋焼酎について「夏みかんのような香りと味わい」と言っていました。早速購入した僕は飲んでみてビックリ。夏みかんのわけないんですよ!芋なんですからっ!残念っ!
確かに美味しいんだけど、夏みかんじゃない。「夏みかん食ったことあるのか?」と聞きたくなりました。

そんなわけで、僕の言葉で僕なりに皆さんに本格焼酎の魅力を伝えられたらいいなと思ったんです。
僕が実際に購入し飲んだもの、もしくは購入しなくても頂いたり、お店で飲んだものを毎日1本紹介していこうと思います。初回の本日は一挙に2本をご紹介!いつまで続くかこの企画。皆様お付き合いくださいませ。

参考までにオススメ度をつけます。最高は星5つ(☆☆☆☆☆)です。あくまでも僕の味覚が判断基準ですので悪しからず。

僕は本格焼酎好き

2004年10月01日 | 本格焼酎ネタ
ここ数年、恥ずかしながらブームに乗っかったのがきっかけなのだが、本格焼酎にハマっている。まだまだ語れる域には達してないけど、今まで飲んだ中で美味しかったものは…
【芋焼酎】
1位:富乃宝山(西酒造株式会社)~これでアルコール度数が高ければ世界に誇れる。
2位:あやかし福助(さつま無双株式会社)~ちょっと変わった味。
【米焼酎】
1位:吟香 鳥飼(合資会社鳥飼酒造場)~雅子様御愛飲。驚くほどの吟醸香!
2位:皆空(株式会社喜多屋)~鳥飼に似た味。この吟醸香もgoo!
基本的に飲むのは芋、米。次は泡盛か。泡盛で美味しいのは「南光」「瑞泉」「残波」など。
麦はあまり飲まないけど「九十九」が美味しいと思う。
皆さんもオススメがあったら是非教えてくださいね。