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ウタマロ代表の勝手にコラム!

プロレス者「ウタマロ代表」が想う、そして綴る!
読者の皆様と一蓮托生!目眩くエロティックワールドへようこそ!

「児孫の為に美田を買わず」~ウタマロ学習デスク Vol.14~

2004年12月16日 | ことわざと四字熟語
「じそんのためにびでんをかわず」と読みます。子孫の為を考え、あえて財産を残さないようにするということ。

(注釈)よい田を買うなどして財産を残せば、子孫は何もせずに安逸な生活を送ることになり、かえって子孫のために良くない結果をもたらすということ。西郷隆盛の詩から。

これはウチの親父がしょっちゅう言う言葉。何回も聞いてうんざりしていたので、「確かに言っていることは分かるけど、それを実行してしまったら、お墓参りにも来てもらえなくなるし、ろくな戒名も付きませんよ。」と言ったら、「俺は婿なんだからいいんだ!」とわけの分からないことを言われてしまった。僕は嫡男だから婿の気持ちが分からないのだ。

関係ないけど、日赤に9億円も寄付したおじいさん。ちょっとだけ僕に…ってワケにはいきませんよね。

「泣いて馬謖を斬る」~ウタマロ学習デスク Vol.13~

2004年12月13日 | ことわざと四字熟語
規律や秩序を守る為に、命令に背いた者は、たとえどんなに大事な者であっても、私情にとらわれずに厳罰に処するということ。

(注釈)諸葛亮孔明が、可愛がっていた部下の馬謖が命令に背いて軍を進め大敗した時、軍の規律を守るため、泣いて馬謖を斬ったという故事から。「涙を揮(ふる)って馬謖を斬る」とも言う。

これも「三国志」から引用。最近、「規律や秩序」を守るという概念が薄れ、「個」ばかりを尊重するような社会になってきているような気がしてならない。

はっきり言う。そんな社会や会社に成長はありませんから。

ところで、愛し合う二人にもルールは必要だろう。というかルールを決めておかないと後々大変なのだあぁぁ!

「虚実皮膜」~ウタマロ学習デスク Vol.12~

2004年12月11日 | ことわざと四字熟語
【虚実皮膜】(きょじつひにく)

「きょじつひまく」とも読む。芸術は実(=まこと)を主とするが、その表現は、実そのままではなく、虚構と事実の微妙な間に成立するということ。近松門左衛門の演劇論である。

別の辞書から引用すると、「芸は実と虚との皮膜の間にあるということ。事実と虚構との中間に芸術の真実があるとする論」とのこと。

さて、このことを踏まえて次から始まる僕の論文を読んでいただきたい。テーマは「擬似恋愛」「虚実皮膜」そして…「放課後」。

「放課後論」を発表してから早数ヶ月。皆様お待たせいたしました。今度は論文は…「キャバクラ論」なのだあぁぁ!(← 申し訳ございません。都合により削除させていただきました。理由は...聞かないで...)

参考までに

『放課後論』~序章~
『放課後論』~短期集中講座:第1回~
『放課後論』~短期集中講座:第2回~

「三顧の礼」~ウタマロ学習デスク Vol.11~

2004年12月10日 | ことわざと四字熟語
地位のある人や目上の人が、ある人に仕事を引き受けてもらうために何度も足を運び、礼を尽くして頼み込むこと。

(注釈)「三顧」は三度訪ねるの意。中国・蜀の劉備玄徳が諸葛亮孔明を軍師として迎えるために三度訪ねたという故事から。

横山光輝「三国志」でさんざんここのくだりは読んだなあ。孔明への幻想が膨らむわけですよ。ゲームの三国志でも必ず劉備でプレイしちゃう。孔明を使いたいがために。

ところで今の中国に諸葛亮孔明が居たならば…日本に対して今みたいな攻めはしないだろう。と勝手に思っています。

「君子豹変」~ウタマロ学習デスク Vol.10~

2004年12月08日 | ことわざと四字熟語
君子が自らの過ちをただちに改め、すばやく善に向かうこと。転じて、態度や思想が急に変わること。

(注釈)「豹変」は、豹の斑文がはっきりしているように目立って変わること。

もともとは良い意味だったそうだ。君子というものは、過ちを認めたら豹の斑文のようにはっきりと善に向かうのだ。今では、変わり身の早さを悪い意味で表す場合に用いるほうが多いように思う。

参考までに「A wise man changes his mind, a fool never」 (賢者は考えを変えるが、愚者は決して変えない。)

まあ、依怙地でいるよりも自分が間違っていると分かったら素直に認めて、すぐに巻き返せばいいのではないか。そういう僕なんか「君子豹変」を悪い意味でしか使われたことないけど...

「濡れぬ先こそ露をも厭え」~ウタマロ学習デスク Vol.9~

2004年12月07日 | ことわざと四字熟語
最初は恐ろしい、やってはいけないと思っていた悪事も、ひとたび犯してしまうと、その後はもっとひどいことでも平然とやってしまうようになること。また、男と女の仲は一度肉体関係を持ってしまえば、あとはずるずると深みにはまってしまうものだというたとえ。

(注釈)濡れないうちは、少しばかりの露でも嫌がって用心するのに、いったん濡れてしまえば、あとはどんなに濡れても平気になることから。

なるほど…いつも思うのだけど、諺ってホントうまく言いえてるよなあ。昔の人はよく考えたものだ。

今回の「濡れぬ先こそ露をも厭え」。うんうん、そうだそうだと思った方。たくさんいらっしゃるのではないか?

僕ですか!?う~ん、ノーコメントなのだあぁぁ。

「死ぬるばかりは真」~ウタマロ学習デスク Vol.8~

2004年11月22日 | ことわざと四字熟語
嘘だらけのこの世の中で、死ぬということだけは、嘘偽りのない厳粛な事実であるということ。

上の写真。何の諺をつけようか迷った。もがき苦しむ姿から「一寸の虫にも五分の魂」でもよかった。でも迷った時は事実だけをお知らせしたいと思った。で、この諺。

この虫。名前は知らない。ひっくり返ったまま死んでいる。

この虫に限らず、何らかの拍子でコンクリートの上でひっくり返ってしまうと虫は自力で腹ばいになることが出来ず死んでしまう。

この虫はここで死ななくても、絶対にどこかで死ぬ。

鳥に食われるかも知れないし、何かの下敷きになって死ぬかもしれない。

だから僕はこれでもいいではないかと思っている。

「朱に交われば赤くなる」~ウタマロ学習デスク Vol.7~

2004年11月22日 | ことわざと四字熟語
人は環境や付き合う人次第で、良くも悪くもなるというたとえ。

これはよくあるなあ…今までこっち側に居た人が、環境が変わると思い切りあっち側の人間になっているというね。

でも日本人は今付き合ってる周りの人達にある程度合わせないと嫌われちゃうって国ですから。「出る杭は打たれる」って言うし。

ところで、何でも「個」ありきって今時分の考え方も何だかなあ…って思っちゃう。「何だかなあ」って、ヤバっ西田敏行みたいだ。それとも阿藤快か?まあ、どっちでもいいや。

「据え膳食わぬは男の恥」~ウタマロ学習デスク Vol.6~

2004年11月17日 | ことわざと四字熟語
女性のほうから誘っているのに、それに応じないのは男の恥だということ。

う~ん、そっかぁ。でもこれって相手やシチュエーションによらないか?どんな女性の誘いでも断ったら男の「恥」というコトなのだろうか?

でも多分そういうコトなのだ。勘違いしそうだが、これは「絶好のチャンスを逃すことは恥」という意味ではない。とにかく女性からの誘いは受けるものというように解釈しなければ駄目だろう。

どうしても拒否したい場合は…逃げるしかないか。

「堪忍袋の緒が切れる」~ウタマロ学習デスク Vol.5~

2004年11月17日 | ことわざと四字熟語
我慢に我慢を重ねてきたことを抑えきれなくなり、ついに怒りが爆発することのたとえ。「堪忍袋」は我慢できる心の広さを、それを入れる袋に例えた言葉。「堪忍袋の緒を切らす」とも言う。

拉致被害者家族の方々は、もういいかげんに「堪忍袋の緒が切れる」のではなかろうか。本当に心中ご察ししたい。我が国をなめきった「北」と何も出来ないこの国の「外交」。

もう「北」も「この国」にもうんざりだ…と言いたいところだが、まだ家族の方々は戦っているのだ。少しでも進展があることを願う。