12月18日
久々に映画を観た。
監督:荒戸源次郎 主演:大西瀧次郎 寺島しのぶ
【人生に絶望し、尼崎へと流れ着いた青年・生島(大西瀧次郎)。焼き鳥屋で臓物を捌き、モツを刺しながら生きていた彼は、同じアパートに住む女・綾(寺島しのぶ)と知り合い、心と身体を通わせていく。やがて綾は「私をこの世の外へ連れてって」と与一を誘い、ふたりは赤目四十八瀧を登っていく…。】Amazon.co.jp
まさに底辺ともいえるボロアパートで臓物を串に刺し続ける主人公。「お前はこんなところにいる人間じゃない」と友人に言われる彼。追われる綾と赤目四十八瀧へ逃避行。死を前に彼は、そしてラストは……。この映画、ペラペラの純愛映画を観てる奴にゃあ分かるまい。しかし僕も最後の「合掌」の意味をどう解釈しようか迷っている。
主人公は焼き鳥屋のママに「あんた、ええ大学出てんのやろ…?勿体無いでぇ。」と言われるが…さて、このブログを読んでいる高校3年生や予備校生の方はそろそろ大学受験の追い込みの季節なのではないか?とふと思ってみた。
というワケで、高校3年生&予備校生のために今日は学問の神様「菅原道真」について少しだけ。ご存知の方はここの部分は読み飛ばしていただきたい。
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「天神さま」って聞いたことありますか?それは菅原道真(すがわらのみちざね)のことです。学問・受験の神様です。すがりたい人はたくさんいるでしょう。
菅原道真(845~903)はとにかく優秀でした。代々学者の家筋で、学者・文人・政治家として大活躍しました。今でいう「ハイパーエリート」、官僚のピンのピンのような人だったのです。優秀で才能があったので、とにかく出世しました。そして醍醐天皇のときに右大臣に昇り詰めました。55歳でした。
しかしこの大出世が、時の権力者・藤原氏には面白くありませんでした。藤原時平のでっち上げによって道真は失脚します。そして冤罪を晴らせぬまま、北九州の大宰府へ左遷されてしまいます。二年後には無念の思いを抱いたまま死にます。そこには大宰府天満宮が建てられました。
道真が死んだ頃から、世の中では天変地異が続き、藤原時平も病死。それが道真公の怨霊の祟りということになって、その怒りを静めるため、京都の北野に北野天満宮が創祀されました。
この世に強い怨念を残して死に、この世に祟りをなす人の怨霊を「御霊(ごりょう)」といい、その御霊を神に祀り上げて怒りを鎮めようとしたのを「御霊信仰」といいます。「御霊信仰」で神様になった代表的な例が菅原道真公なのです。
後(平安~鎌倉初期)に生前彼がとても頭が良かったことから、学問の神様になりました。
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皆さんが受験前にお参りする人気ナンバー1の神様はこういう神様でした。成り立ちぐらいは知っておきたいですよね。
当時は人はみな怨念パワーを信じていました。これは現代人が笑うべきことではなく、当時はそれが当たり前だったのです。
さて、ここからが本題。
現代にも怨念パワーは存在するのだろうか?
僕は存在すると思う。道真公のことを書くのに疲れたので、ちょっと端折って書くけど、最近究極に意地の悪い、本当に何人もに怨まれているであろう「ある人物」に出会った。
能力は凄いのだろうけど、
人間としては大失格なのだ。僕は時間にして10分くらいしかコンタクトを取っていないけど、その少しの時間だけで充分過ぎるくらい嫌な気持ちにさせていただいた。
この人物には、出会った人を全て「魔太郎」に変えるパワーがある。だから絶対に皆の怨念パワーが奴に襲い掛かると思っている。
「怨念パワーをなめてはいけない。」
彼にそう忠告したいが…嫌いだからしないでおこうっと!
〔text. The Gag Council〕
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コ・ノ・ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ。今日は菅原道真公&魔太郎特集だよぉぉ!
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