備えあれば憂いなし

　午前中、仲介会社の方が来社。
　幾つかの買い取りの検討できる不動産情報を持って。
　検討できるものもあり、来週調べに行く事に。

　契約予定日に買主である業者が断ってくる例や債権者の額と買い取り価格が合わなくて、苦労し　ている話など聞きますと、大手といえども赤カブ不動産屋と同じような悩みはあるんでしょう　　か。

　午後、仲介会社の支店長のところへ。
　採用した新卒社員が辞めたり、長時間の営業活動やポステングなども出来ないので、ネットを含　めた新しいやり方が求められているんだと。

　特に新卒などは就職する事が目的になって、入社したら燃え尽きてるんですと。

　不動産の営業も難しくなっていますよね。
　今まで通りには行きませんね。

　こんなな事では、これから来る厳しい時代はどうなるんでしょうか。
　バブル崩壊から２０年。
　業界の山谷はありましたが、住宅供給が順調な時代だったんです。
　特に戸建住宅は。
　勿論ミクロで見れば良い、悪いはありますが。

　金融緩和と低金利。
　バブル崩壊による廉価な優良宅地の供給。
　２０，３０代で団塊世代のジュニアやネクストがいましたから。

　２００8年９月のリーマンショックの数カ月は業界はお通夜みたいでしたが、元に戻りました　　し。
　本年の大震災も僅かの期間で戻っていますが。

　ですから、本当に厳しい時代を知恵とバイタリティーで乗り越えたなどの経験は少ないんでしょ　う。

　そんな話を互いにしていました。

　今のうちに知識やスキルを向上し、不動産の仕事に誇りとやりがいを持てる人材を育てていくこ　とでしょうか。
　こんなに努力したのにそんな厳しい状況は来んかったと言えれば一番よいでしょう。

　備えあれば憂い無しというではありませんか。

　現在に安心して手を打たなければ災害は大きくなるものですから。
　自然も社会も同じですよね。　それでも赤カブ不動産屋は言うだけで、備えは出来ていませんが。
　目の前の事ばかりで。


　そうそう、さいたま市で地主様とやり取りしている賃貸マンションを買い取り検討が出来るとメ　ールがありました。
　詳細を報告できるようにしませんとね。

　今日もいろいろと助けて貰いました。
　ありがとうございました。