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平安時代中心の歴史紹介とポートレイト

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【フランス-0】 5世紀 中世フランク王国からメロヴィング朝フランス成立

2020年12月02日 | 世界史-欧米・ロシア

【ガリア人】 紀元前、古代ギリシャ人が「ガリア人」と呼んだ原住民は、今ではケルト人と呼ばれる。ローマ帝国はガリアの地に遠征(ガリア戦記)、ガリア人はローマ文化を受け入れる

【メロヴィング朝フランク王国の成立】

【481】 メロヴィング朝 481-751  

 ゲルマン民族の大移動によりできたフランク王国がフランスの祖と言える。元々この地の先住民はラテン民族(ローマ帝国)であり、ローマ帝国が東西に分裂して、西ローマ帝国はやがて滅亡する@476。この時に困ったのがローマカトリック教皇である。(東ローマはビザンツ帝国を築き、ギリシャ正教を国教として1000年続く)

      ゲルマン民族、ノルマン民族、フン族などの侵略によって中世ヨーロッパは暗黒の時代に入る

      ローマ時代の建物は廃墟

      ローマ街道は広葉樹の森に埋まる

      点在する都市にはキリスト司教+α 300人程度の人口

      500年に渡る氷河期が終わると徐々に温暖化@11世紀 

 

【751】 カロリング朝 751-987

 フランク王国の大臣・ピピン3世714-768は王としての権力をローマ教皇から承認してほしかった。代わりにローマ教皇はキリスト教・カトリックの布教をして富を得たかった。

【756】 ピピンの寄進:ランゴバルド王国のラヴェンナ地方

【800】 両者の権益が一致したことで後のカール742-814がフランク王国の皇帝となり(戴冠)、時のローマ教皇レオ3世は土地、金を得る。かくしてフランク王国は領土を広げて勢力を増大していった。 これがフランスの起こりである。王政の終焉を迎えたのはフランス革命でのルイ16世一家の処刑。

 

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