ワクチン接種を重ねると感染しやすくなる・・・というデータ(デンマークやイギリスなどの諸外国にもある)を改ざんして、ワクチンの効果は絶大であるかのようなデータを示し、パンフレットも作成していた。松野博一内閣官房長官の記者会見では、非を認めることはなく終始言い訳を行っている。2022-3-4 の参議院予算委員会では、厚労省の健康局長は的外れな答弁を行っている。
【検証①】 厚労省は、新規陽性者について、ワクチンを何回打ったか接種歴で分けてカウントしています。例えば、新型コロナに感染した人の中で、「ワクチンを打ったけど、いつ打ったか日付を覚えていない」と報告が上がった事例。本来であれば、接種済みにカウントされるはずの事例ですが、2回接種済みか3回接種済みかどちらか分からないので接種歴不明に入れざるをえません。しかし、厚労省は、4月上旬まで接種歴不明者を未接種者に入れてカウントしていたことが明らかになりました。まるでワクチンを打っていない人がより多く感染したかのように見えるデータになっていましたが、その後情報が修正されると、2回接種者の感染予防効果がマイナスに転じるデータへと変わりました。
厚労省によるデータ改ざん データを適正に修正
【検証②】不適格なデータ 厚労省の心筋炎・心膜炎のリスクパンフレット 厚労省の不適格なデータはこれにとどまりません。2021年10月に厚労省が作成した10代、20代の男性と保護者に向けた新型コロナワクチンのパンフレットです。男性で心筋炎・心膜炎が疑われた報告頻度を比較していて、左側がワクチンを打った場合、右側が新型コロナウイルス感染症にかかった場合で、それぞれ100万人あたりどれくらい心筋炎・心膜炎が発生するかを表しています。
不信データ-1 本来は「ワクチンを打った場合」と「打たなかった場合」を比べる必要があるが、「新型コロナにかかった場合」で比較
不信データ-2 新型コロナにかかった場合、15歳から39歳では、心筋炎・心膜炎の発症者数は人口100万人あたり834人と記されています。しかし、この834という数値。データそのものが極めて不適格な計算方法で出されていた数値だったことが分かりました。
不信データ-3 年代比較も不適合