コロナ-1 海外でのコロナ死亡者が多い理由

　海外ではコロナ感染による死亡者が日本に比べて多い。（インフルエンザによる死亡者も多いのであるが・・・）　アメリカでのコロナ死亡者数は2020/5/9段階で78000人、すごい数であるがこれには理由がある。78000人のほとんどは貧困層で医療費が高いから病院に行かないというのが理由（勿論全員が病院に行かないのではない、費用面で病院に行けない人がほとんどであると言っているのである）。因みにアメリカでは、風邪で診察を受けてタミフルを処方してもらうだけで5万円かかる。だから個別に保険にはいるのだが、貧困層は入れない。では、一昨年のインフルエンザ流行のときはどうだったのかというと、80000人が死亡。つまりアメリカでは医療保険制度が無いので毎年多くの人が死んでいた。だからアメリカと比較して日本の死亡者が毎年インフルエンザでは5000人、コロナでは650人（2020/5/12）と少ないのである。こういった背景については全くといっていいほどTV報道はされない。専門家は充分に知っているはずであるが、何故こんな重要なことを報道しないのだろうか。ここに報道の不健全、作為的な意図が働いている。