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孔子の昌平学問所と湯島天神

2010年08月20日 | 池波正太郎 江戸時代

 神田明神の隣にある一風不気味な建物が湯島聖堂である。 5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟で、世界最大の孔子像がある。 このいったいは「日本の学校教育発祥の地」 でもあり、国学発祥の地でもある。 徳川将軍家の儒学者・林羅山が上野忍が岡の私邸内に建てた忍岡聖堂「先聖殿」に代わる孔子廟を造営し、将軍綱吉がこれを「大成殿」と改称し、林家の学問所も当地に移転された。 

 大成院の建物は、度々の火災によって焼失して荒廃していったが、その後聖堂の役目も見直され、1797年には林家の私塾が、幕府の官立の昌平坂学問所となり、「昌平黌)」とも呼ばれるようになった。 「昌平」とは、孔子が生まれた村の名前で、「孔子の儒学を教える学校」 の名前とし、それがこの地の地名にもなった。 

 近くにお休み処「雅天」という明神甘酒の老舗があった。 1846年の創業以来地下6mの天然の室で熟成された麹による甘酒は今も昔も江戸庶民の人気であるらしい。

 

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