61年前の今日,広島に原爆が投下されました。
こうの 史代
夕凪の街桜の国
そっちではない
お前の住む世界はそっちではない
と誰かが言っている
(中略)
しあわせだと思うたび
美しいと思うたび
愛しかった都市のすべてを
人のすべてを思いだし
すべてを失った日に
引きずり戻される
おまえの住む世界は
ここではないと
誰かの声がする
これは「ヒロシマ」について書かれた漫画です。
夫が読みたいというので,amazonで探して買いました。
原爆のその後の「ヒロシマ」を生きる人達の生活が淡々と描かれています。
声高に戦争について主張するわけではないのに,色々な思いが胸にせまっってきます。
以前広島の原爆祈念資料館でみたいろいろな物が思い出されました。
原爆でなくなった人はもちろんですが,生き残った人達も苦しんでいたという現実。
自分が「生きていること」にさえ罪悪感をもっていた。
自分が普通に幸せになっていいのか?と問いかけて。
先週,広島での原爆症の認定訴訟で,原告側が勝訴したのは記憶に新しいです。
原爆で戦争は終わったけど,原爆症に悩む人達の苦しみは61年経った今も終わっていないのです。
私たちは戦争を知らない世代だといわれるけれど,自分たちより後の世代に,「平和の尊さ」を語り継いでいくことができるよう,きちんと戦争で何があったのか,知らなければいけないと思いました。
ぜひ,たくさんの人にこの本を読んで欲しいです。
こうの 史代
夕凪の街桜の国
そっちではない
お前の住む世界はそっちではない
と誰かが言っている
(中略)
しあわせだと思うたび
美しいと思うたび
愛しかった都市のすべてを
人のすべてを思いだし
すべてを失った日に
引きずり戻される
おまえの住む世界は
ここではないと
誰かの声がする
これは「ヒロシマ」について書かれた漫画です。
夫が読みたいというので,amazonで探して買いました。
原爆のその後の「ヒロシマ」を生きる人達の生活が淡々と描かれています。
声高に戦争について主張するわけではないのに,色々な思いが胸にせまっってきます。
以前広島の原爆祈念資料館でみたいろいろな物が思い出されました。
原爆でなくなった人はもちろんですが,生き残った人達も苦しんでいたという現実。
自分が「生きていること」にさえ罪悪感をもっていた。
自分が普通に幸せになっていいのか?と問いかけて。
先週,広島での原爆症の認定訴訟で,原告側が勝訴したのは記憶に新しいです。
原爆で戦争は終わったけど,原爆症に悩む人達の苦しみは61年経った今も終わっていないのです。
私たちは戦争を知らない世代だといわれるけれど,自分たちより後の世代に,「平和の尊さ」を語り継いでいくことができるよう,きちんと戦争で何があったのか,知らなければいけないと思いました。
ぜひ,たくさんの人にこの本を読んで欲しいです。
こんな漫画が、あったんですね。
今、サイトで調べました。作者はまだ、若いですね。驚きました。
でも、戦争を知らない人が大半のこれからは、若い人がしっかりと、こうして「文芸作品」などで伝えていくのは、いいことです(^_^)v
「漫画」は、ジブリの「火垂るの墓」もそうだけど、万人にやさしく溶け込むので、いい手段だと思いますよ(^_^)v
僕も8月2日に「戦争・原爆」に関する記事を書いたので、トラックバックしますね。
私はお袋や叔母から長崎の原爆の話を良く聞きました。
生々しい当事者の話です。
長崎の爆心地の碑を読んで泣きました。
だんだん被爆者は少なくなってきています。
私のような被爆者2世が語り継がないといけないのでしょうが、当事者ではないのでむずかしいですね(^^)
トラバありがとうございます☆
最近なかなかコメントにいけなくてごめんなさい
今回,こうのさんのマンガを初めて読んだのですが,なんていうか「うまい人」だなあと思いました。
「長い道」というマンガも同時に買ったのですが,これは夫婦についてのマンガで「夕凪・・」とはまた違った感じで面白かったですよ。
あと,トラバしていただいた記事読みました。
岡本太郎さんの絵,スゴイですね~!
わたしも見てみたいなあと思いました。
「ゲルニカ」は,確か箱根の彫刻の森美術館にいったときに,入口のところにレプリカがあったので,見た覚えがありますよ~。
いつか本物をみてみたいです。
先日NHKで放送された「硫黄島」についての番組をみました。
玉砕の島,と言う事実は知ってはいたのですが,実際その場にいた方々の凄惨な戦争当時の話をきいて,胸がつまりました・・・。
戦争はやはり許してはいけませんよね。
同じあやまちを繰り返すことのないよう,過去の歴史をきちんと後世に伝えていかなければならない,と思います。
学生時代に本で読んだ,ドイツのワイツゼッカー大統領の「荒れ野の40年」という演説の中の言葉
「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」
という言葉がずっと胸に残っています。