母と三越で開催されていたフジ子ヘミング「もうひとつの世界」展を見に行きました。
母はフジ子の大ファン。
コンサートも欠かさずいっています。
今年の春のソロコンサートは名古屋公演がとれなかったので,京都と大阪までコンサートをみにいっているくらいです。
ピアニストとして世界的に実力が認められている彼女ですが,絵も上手なことで知られています。
今回は,彼女の絵と言葉を中心にした展覧会でした。
彼女のこれまでの人生も,パネルの説明文によってたどることができます。
ゴールドディスク大賞を受賞したときのメダル(?)もありました。
彼女が小学校の時に書いていた絵日記や,彼女のお母さんがつくった鎌倉彫のお盆など,ずいぶん昔のものまであって,よくちゃんととってあるなーと思いました。
大画面テレビで,彼女のピアノ演奏を聴くこともできて,フジ子の世界にひたることができました♪
出口のところでは絵やCD,本などフジ子の関連グッズの販売をしていました。
私たちはポストカードと,今回の展覧会の絵と言葉がのった本などを数冊買いました。
彼女の言葉を集めた「フジ子・ヘミングの魂の言葉」という本には,今回の展示に使われた言葉もいくつかのっていました。
ひとつひとつの言葉に,彼女のこれまでの人生がしのばれて,心にぐっときました。
ゆっくりと大切に読みたいと思いました。
自分だけの力では開かない扉が,
ほかからのなんらかの力で「いま!」開くっていう時が必ずくる。
そのいまのために,私たちは日頃から準備をしておかなければならない。
チャンスを逃さないようにね。
その時になって,ああ準備していればよかったなって後悔しても遅い。
それは突然,部屋に強盗が入ってくるように,
運命の女神もいつやってくるのかわからないのよ。
「奇蹟のカンパネラ」