晴書雨ログ

書道ってこんな感じ♪(たまに日記)
世田谷の三軒茶屋近くで書道教室やってます^^
 日本書学館認定 真支部

書道教室  仮名 11月号 上級課題 練習中

2019-10-24 22:13:39 | 習い事
珍しい散らし方です。
仮名書道では、行間や、各行の天地の高低、
行を斜めにするなど、
主に、△のトップを半紙のどこにして、
和歌などの行を配分を考えますが、
今回の課題は、散らしが△になっていないのと、
あまり、斜めに行が流れていません。
それでも線の流れが美しく、変体仮名の選び方も
素敵です。
まだ練習中ですから、墨付けももう少し考えないと、です。



【読み】
山かひの秋のふかきに
おどろきぬ田を
すでに刈りて
とぼしきみず

【変体仮名で】
山可飛の 秋 能不可き二
於とろ支ぬ 田を
寸て尓 閑里天
登本し起 三春

【情景説明】
山かひの秋の深さに驚いた
稲をすでに刈って川水も減って
かすかな音で流れている


今回の、勉強ポイントは、
特に、「ひ」の変体仮名の「飛」 と、
「か」の変体仮名の「閑」 は、
繊細で、絶妙なバランスですね。



ほんの少しの間でも無になれます。
日常のリセット!!



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