大和桜井万葉まつり

日曜の夜は万葉まつりへ
１２日（土）の予定が、雨で順延になったのだ。
まつり会場は、大和川支流・初瀬川の金屋河川敷公園。
古代、遣隋使を乗せた船が帰国した地。
彼らが大陸で学んだ仏教が、我が国に伝来した地。
そして、日本で初めての市「海石榴市(つばいち)」が開かれた地 。
１２日の雨は、本当に久々にまとまった雨やった。
８月初めの梅雨明け以来の雨？
カラカラに乾ききった大地が、降った雨を吸ってしまったからか、川の水量に大きな変化はなかったようだ。
その川で昨夜は２種類の「歌垣火送り」。
「夢灯ろう」は、遣隋使が志を貫き帰国したという、この地の故事にちなんで。
夢、希望をしたためて・・・
「恋灯ろう」は、古代の社交場・歌垣での人々との出会いになぞらえて。
恋の想いや大切なひとへの感謝の気持ちをしたためて・・・
この川を昔、遣隋使を乗せた船が・・・
私は、水面に浮かび流れて行く灯ろうをぼんやり眺めていた。
半袖では、少々寒かった・・・
家人への土産は、りんご飴とベビーカステラ。
「写真；初瀬川・金屋河川敷公園の万葉まつり会場」