海・まち・デザイン

市民のまちづくりの会

アオギス・プロジェクト始動

2008年02月29日 | アオギス・プロジェクト
将来のアオギス・パレードを目指して、アオギス・プロジェクトが始動しました。

3月29日、30日境川沿いを中心に開かれる さくら祭り に、5メートル大のアオギスの張り子が展示されます。

アオギスはその昔、浦安や東京湾で捕れたキスの仲間で、今では幻の魚と言われています。
このアオギスを今の子供たちに教えてあげようと、明海在住の五十川さんを中心とした街づくりを考える会の有志が、手作りで5メートル大のアオギスの張り子を製作中です。

2月29日、アオギスの本体の骨組が完成しました。(上写真)

3月5日から、いよいよ新町の小学校の子供たちが参加して、新聞紙貼り、色付け作業が始まります。

出来上がりが楽しみですね。

My favorite URAYASU scene #6

2008年02月18日 | お気に入り浦安シーン
浦安は海風が強いせいか、なかなか高い木が育たないようです。

そんな中で、シンボルロードと入船中央エステートの間の舗道は
緑の深さが際立っています。
植えられた樹木も多様性に富み、やしの木も大きくて、
歩いていて、本当に気持ちがいい。

もっと、シンボルロードの樹木が道路にかぶさるぐらいになれば
国立の大学通りのようになるのにね。

それにしても、ヨーカード手前までと、その先は、
バブル時に作ったか、 その後に作ったかで
(ちょっと手抜きというか力尽きたという感じが・・)
樹木にも交差点にも大分差があります(笑)

最後の審議会

2008年02月09日 | 報告・レポート
今週2月4日に今回の都市計画変更の最後の審議になる、県の都市計画審議会が開かれました。(一部文章訂正)
議事録はこちら

私たちの思いを聞いていただけた、4-5名の委員の方々は大変熱心に

・都市計画法58条2項基本方針すなわちマスタープラン、都市像を作ってから変更案を作る手続きを行なうべきではなかったか

・浦安市の都市計画マスタープランの「協働」に基づいていないのではないか

・浦安市の都市計画審議会の付帯事項の話が出され、浦安市、URに対して、今後の事業の中で市民参加を担保できるようどのように進めるのか

・市民参加、協働、手続きの問題と三番瀬再生会議の議事録の内容を基に、今後の事業を進める上で、市民とUR、浦安市、関係者が協働で話し合いながら進められる場を設けるべきでないか

・公共用地が減少している、道路幅を削るのはおかしいいのでないか

・市民参加が不十分なので、今回の審議会では決定すべきではない

と、行政の対応を追求されました。

これらの質問について行政からの返答がないことが多かったのですが、URの方からは

・浦安市の都市計画審議会の付帯事項については、URも市も重く受けとめている、URは今後の事業の中で市民の意見を入れていく

・市の観察舎、公園、緑地を一体として整備していくつもりで、市、住民との意見交換を行なって進めていく

と解答していただけました。

このような質疑のあと、会長から「審議会で付帯決議をつける事があるのか」、との質問があり、要領の得ない行政の答弁のあと、付帯事項をつけたくないと思っている委員?が「もう、市民が今後参画することは決まっているのだから、あえて載せる必要もないだろう」という発言で、付帯意見がつくこともなく決議されてしまいました。

。。。。。

残念ながらこれで、このまま行政の都市計画案は認められていくでしょう。

HPで平成16年からの県の審議会の3桁にあがる議案をみてみたのですが、全部が「原案通り可決された」、また意見書は全部が「採択必要なし」です。

議事録では意見書は公開されていないし、審議会で上記のような討議があったことも分かりません。

考えてみると、やはり市の審議会で付帯意見がついたことは本当に異例だったんですね。

これも、多くの市民の熱い思い入れや、多数のパブコメ、公聴会、審議会への意見書などの活動があったからだこそと思います。

だからこそ、URと浦安市、また県にも今後の事業の中で市民の意見を反映させる「場」をつくるという約束を取り付けられたのです。

これからは、市民が主体で街づくりが実現できるような、その「場」をすぐにでも実現するよう働きかけを皆で一緒にやっていきましょう。







美しい都市をつくる権利

2008年02月03日 | 提案
美しい都市をつくる権利」という本があります(五十嵐敬喜著)。

この中で「美しい都市」というのは、与えられるものではなく、現実から生まれ、現代の混沌を乗り越える、有効で本質的なメッセージであると述べられています。

それはなにも特別なものではなく、普段の生活に存在する日々の喜びとしてあるものです。朝、家族が「いってらっしゃい」と気持ちよく送り出してくれた時に、思いがけず仕事がうまくまとまった時に、久しぶりに旧友と飲み交わす時に感じる幸せと同じように。

しかし、日本の都市や街はそれを実感することがとても少ないと思いませんか?

私たちは「魅力的で美しい街」を、市民みずから作ってみたいのです。

明日月曜は県の都市計画審議会が開かれます。

何人かの委員の方には、私たちの思い(提出した意見書)を伝えています。
異例の付帯意見がついた市の審議会での答申や意見書を受けて、どのような答申がでるのか注目したいと思います。

例えばLRT、それは自分たちの意識を変えること

2008年02月02日 | 提案
LRTに関しては松崎市長が公約しているが、賛成・反対ふくめて色々な意見があります。この交通という視点、街のグランドデザインを創る上では絶対外せないのではないだろうか?

---- 関連blog -----
http://www.doblog.com/weblog/myblog/23995/2576789#2576789より
 
LRTを走らせるってことは、本当は自分達の意識を変えるってことなんだよね。これまでの自動車優先の意識とか、街との付き合い方とか、便利さとか不便さとかといったさまざまなことに対する意識を変えるってことなんだ。
 
(中略)
どんなものだってハードだけでは動かないもの、そこにソフト(私たちの意思やハート)があってこそそれは動き出し、動きつづけるものだからネ。
(中略)
そういえば、私のお気に入りのサイト、建築家 栗田仁氏の「LRTのある風景」にあるヨーロッパのあのとても素敵な風景、
それってまさに”そこに住む人々の心のあり方が映し出された風景”なんじゃないかな、そんなふうに思えてきた。