海・まち・デザイン

市民のまちづくりの会

美しい都市をつくる権利

2008年02月03日 | 提案
美しい都市をつくる権利」という本があります(五十嵐敬喜著)。

この中で「美しい都市」というのは、与えられるものではなく、現実から生まれ、現代の混沌を乗り越える、有効で本質的なメッセージであると述べられています。

それはなにも特別なものではなく、普段の生活に存在する日々の喜びとしてあるものです。朝、家族が「いってらっしゃい」と気持ちよく送り出してくれた時に、思いがけず仕事がうまくまとまった時に、久しぶりに旧友と飲み交わす時に感じる幸せと同じように。

しかし、日本の都市や街はそれを実感することがとても少ないと思いませんか?

私たちは「魅力的で美しい街」を、市民みずから作ってみたいのです。

明日月曜は県の都市計画審議会が開かれます。

何人かの委員の方には、私たちの思い(提出した意見書)を伝えています。
異例の付帯意見がついた市の審議会での答申や意見書を受けて、どのような答申がでるのか注目したいと思います。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
市民の力 (nosi)
2008-02-03 12:38:05
市民にはその力があるんだということを信じたいです。

早速「美しい都市をつくる権利」という本ぜひ読んでみたいと思います。
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Unknown (みゅう)
2008-02-03 17:40:15
100年後に残る街にしたい。そういう街を子どもたちに残すことが私たちに課せられた義務だと思います。
その義務を果たすための権利は与えられている、と、そう思いたいです。

夢は大きくもちたい、と思うのですが、500年後にさえ、世界に誇れる街であるといいですね!
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Unknown (トラッキー)
2008-02-03 23:38:26
みゅうさん

今から、数十年後の市民から「あの時の人たちが志をもって考えてくれていたからこそ、今こんな素晴らしい街に住めているのだ」といわれるような街にするのは、私たちの責任(権利でもある)だと思います。

そしてそれは、これからの2-3年が勝負だと思うのです。

nosiさん

是非、お読みになってください。この本についてはまた触れる機会がありそうです。
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