海・まち・デザイン

市民のまちづくりの会

Dreaming Sketch of URAYASU

2007年12月31日 | 夢のはじまり
皆さんから出されたたくさんのアイディアを
ひとつの大きなキャンバスに描いてみたら、
ほら、こんなに楽しく素敵な街になりました。

”Dreaming Sketch of URAYASU” 

そう、これはまだ夢の街。
でも、このスケッチには私たちのこの街への想いが
いっぱい詰まっている。

だから、このスケッチを私たちの夢のはじまりとして
大切にしたいと思います。

審議会結論に付帯事項が!

2007年12月22日 | 報告・レポート
昨日、浦安市都市計画審議会が開かれました。

審議会では、何人かの委員の方から「最後の浦安市の貴重な財産であり大事に考えて欲しい」、「もっと市民の意見を反映させてるべき」と、私たちの気持ちを代弁してくれる意見がでました。

議長も、皆さんから出された意見書について「街づくりを思う市民の熱意が感じられ、浦安は非常に市民に恵まれている」と言われていました。
さらに、「現行のプランのままだと、何が建つかわからない。もっと市民の声を尊重し、もう一度考え直したほうがよい」と発言され、「これは、もしや!」という期待を抱ける雰囲気もあったのです・・・。

ところが、最後は「今回の変更について提案どおり認める」となってしまいました。
しかし、「ただし『具体的なプラン作りが足りないので、住民の意見を参考にして進めること』を付帯事項とする」と補足されたのです。

専門家によれば、こういう審議会で行政が出された案に付帯事項がつくこと事態が異例なことのようです。

これもこれまでのみんなの熱意のたまものです。これでこれからどのように進んでいくのかまだよくわかりませんが、これからも皆の夢を実現してゆくためにがんばっていけるといいですね。

明日は都市計画審議会

2007年12月20日 | お知らせ
いよいよ都市計画審議会が明日21日金曜10:00に開催されます。
詳細はこちら(結局5名ほど傍聴できることになりました)
http://www.city.urayasu.chiba.jp/a800/pdf/d00500119_05.pdf (7ページ2段目)

前にも言ったように、ここで現案が承認されると、後は年度末に向けて千葉県、国土交通省の同意が、
住民の意見を表明する場なしで進んでいくことになります。

審議会は15名の委員で構成され、会長は明海大学の教授です。その他、学識者や市議、商工会議所議員、地元団体役員などから構成されます。

これまで、会長や委員の市議にお会いし、私たちの思いを話しています。メールをいただき、民間との協業など十分考えられるアイデアだと言われる市議もいらっしゃいました。

また、意見書も皆様のおかげで数多く出ていると思います。

ここは、是非委員の方々の「100年先を見越した後世に残る街づくり」という高い視野で判断される良識を期待し、結果を待ちたいと思います。

元町と中町と新町と、あおぎす祭り?

2007年12月19日 | アイディア
これも市民のアイディアです。

昔、浦安で釣れたという「アオギス」。
今はもう伝説となった魚。

これを祭りのシンボルとして、
市内の全小学校が一斉に参加して、それぞれ工夫をこらし、鯉のぼりのように色を塗った張子につくるのです。
それを船に乗せて、元町の小学校は境川を下り、新町は逆に境川を上っていく。
帰りはシンボルロードを逆に向かう。
その2つのパレードのうねりが出合うとき、
きっと起こる楽しい歓声と興奮。

こんな浦安全体を巡るお祭りがあったなら、
市民も子供たちも一つにならないかな?


街づくりの中でこんなことも考えていきたい。
それが街づくりってことだから。

病気にならないための病院

2007年12月18日 | 提案
病院が予定されていたこの地区。

これから予想される高齢化社会に向けて
病気になってから来るんじゃなく、
病気にならないための場所という発想が必要。

スポーツ施設や、ヒーリングやリハビリセンターや予防医学センターとか。

その方がずっと健康的だし、
税金などの社会的コストも結果的に少なくて済むはず。

従来の医療施設のイメージを覆す、
花と緑に囲まれた健康・医療ゾーンを提案します。

「こんな夢、お金がかかって無理」ってほんと?

2007年12月17日 | 提案
お役所案の区画割りは、かなり固定的かつ局所的な印象を受けます。

これでは、民間事業者はその区画内で採算をとらなければならないから、どうしても遊びというかゆとりのない画一的な住宅になりがち。

もっと広いゾーンで開発を考えられれば、
柔軟な設計ができるので、トータル付加価値を上げるような開発も可能になり、それによって採算もとれるという。(あるデベロッパーの話)

また、開発提案については
「都市計画提案制度」と呼ばれる民間事業者や地元NPOが都市計画案を提案する制度や、
複数の事業者にコンペで提案してもうらう方法もあるし、
市民ファンドという意見もありました。

実はまだまだ工夫できる余地があるということですね。

”夢にはお金ばかりかかる”と決めつけないで
ここでも発想の転換。
みんなで知恵を出し合って進められたらいいのにね。



人にやさしい交通ネットワーク

2007年12月14日 | 提案
Dreaming Sketch にある線路はLRT(次世代の路面電車、トラム)。

LRTに乗って三番瀬に行こう。

車を置いて駐車場を気にせず、LRTに乗って元町探索に行こう。

LRTで元町-中町-新町をつなごう。

車椅子もベビーカーも自転車もらくらく乗車のLRTを交通の軸に
境川、路線バス、お散歩バスのネットワークで人に優しい市内交通ネットワークができる。

市民の意見
とてもいい話。浦安市をどんな市にしたいかという大きな目標に基づいてやっていけば自然と理想の街づくりになる。長生きしなくちゃ(北栄在住)

■LRTの関連サイト
LRTのある風景(栗田 仁氏のサイト)
歩行者・自転車優先のみちづくり(国交相のサイト)
浦安シンボルロードにLRTを走らせよう

境川河口、マリーナと市場の街

2007年12月13日 | アイディア
境川は、新町~中町~元町をつなぐ水の道。
元町から漁の船が行きかい、最近はカヌーを楽しんでいる人たちもいる。

境川は昔から、浦安の人々の生活の中心にあった
祝福された水路なのですね。

そんな境川だから、
河口にもっとスポットライトを当てられないかな。

子供たちが身近にヨットやカヌーなどに親しめるようマリーナと、
フィッシャーマンズワーフ、ヨーロッパの港町みたいな
大人たちが楽しめる朝市、川に面したオープンカフェなど。
そして、そのマリーナや川に接する一体化された住宅街も。

入り江は、貴重な海と人との接点だから。

【至急】都市計画縦覧への意見書郵送のお願い!

2007年12月11日 | お知らせ
こんばんは。
いよいよ都市計画審議会(非公開)が21日金曜10:00開催に決定しました。
ここで現案が承認されると、後は年度末に向けて千葉県、国土交通省の同意が、住民の意見なしで進んでいくことになります。

この都市計画審議会に先立ち、今週金曜の14日まで変更案の縦覧が行われており、市内に住所がある人は意見が出せます。
この数や内容が審議会に大いに影響します。

ぜひ皆様も、
「思ったり口で言ったりだけでは何も変らない。行動だけが夢を実現する」
の精神でご協力ください。

■要領
こちらの意見書、1、2ページを印刷し(ひとつは知事、ひとつは市長あて)自分の氏名などを記入ください。

②趣旨は、3、4ページ目を読んでいただき(これは今後チラシになります)、趣旨を理解され、そのエッセンスの抜粋と、あとは自由に思われることを別紙に記入ください。(県、市とも同一内容で、手書きも可)

③意見書表紙と別紙を、県市各2枚計4枚を一緒に次の住所に送ってください。14日金曜消印まで有効です。(直接持参も可)
あて先
279-8501 浦安市猫実1-1-1 浦安市役所都市計画課
詳しくはこちらで確認ください。

シンボルロード最南端は、海への出口

2007年12月10日 | アイディア
このアイディアもたくさん市民の方からいただきました。

シンボルロードの南側終点は、行き止まりではなく海への出口に。

船が入れるピアを作り、
バスやLRT(トラム)などから船に乗り換えて
東京や横浜、幕張に行けたらいい。

海のルートを確保することは、災害時の救済ルートにもなる。
(送電線切断事故や台風で電車ストップ&道路大渋滞!、陸の孤島と化したあの日を忘れません)

こうして行き止まりでは無くなった場所に、
海に向かったオープンエアのレストランや
高感度で落ち着いた感じのショッピングモールができれば、
人が集まり、賑わいのある、それでいて、
大人も楽しめる心地よくとても懐の深い空間が創り出されると思う。

発想の転換

2007年12月09日 | 提案
今回の都市計画変更は、スケジュールに沿って粛々と進められています。
(スケジュールは画像チャートを見てください)

お役所は今の案で早く決着してしまいたいようです。
聞くところによると、平成20年とか24年には事業を終わらせるとか。
そんな理由から、焦っていらっしゃるのでしょうか?

でも、今の案のままでそんなにうまく売れるか疑問です。
期限までに終わらない可能性だってあるのでは?

発想を変えて、
ここは慌てず落ち着いてしっかりとしたグランドデザインを考えてから
売り出した方が、価値が上がり、
結果的には早く「店じまい」できるのではないでしょうか?
(急がば回れですね)

そこで重要なポイントは、
そのグランドデザインを考える過程に住民が参加できること。
そうすることで、住民の共感や協力も得られると思います。
(少し種類は違いますが、ふれあいの森公園の成功例のように)

そして、いい街ができれば、
評判になって企業庁もURも浦安市も住民も皆ハッピーに!

それでは、どんな風にデザインしていくか
アイデアはまた今度。

日本一のデッキ?

2007年12月08日 | アイディア
これは、ワークショップや集いで人気のあったアイデアです。
(Dreaming Sketchの海際を見てください)

墓地公園や総合公園の堤防の先には、30Mのエプロンがあります。
そこに延々とウッドデッキをつくるんです。

1.2kmくらいあるので、日本最長かも!

ウッドデッキに使う木は、
輸入材ではなくて、みんなに縁のあるところのものがいい。
たとえば、私たちが日ごろお世話になっている江戸川上流の水源、
そこの間伐材を運んで来たらどうだろう。

そして、その費用はドネーションとかオーナー制にする。

毎年、何十本か何百本かずつ長くなっていくウッドデッキ。
そぞろ歩く足元見れば、一本一本に市民の名前彫ってある。なんて
素敵だと思いませんか?


市民の意見
素晴らしいアイデア(日の出在住)
実現可能案、部分的に緑地にする方法も(堀江在住)
県内木材も使って欲しい(不明)

潮風から守られた三番瀬住宅

2007年12月07日 | アイディア
・・・昨日の続き

専門家の方からとてもいいご意見をもらいましたので紹介します。

三番瀬の海からの風はけっこう強い。
その潮風にさらされると、普通の戸建では到底持たない。
寿命が短くなってしまう。(うん、これは素人にもわかる)

だからといって、高い塀を建てて防御するのでは、
せっかくの景色が楽しめないし、景観も台無し。

そうではなくて、
海に向かって緩やかな丘陵にすることにより、
風を和らげることができるし、海に出れるようにもなるという。
(目からうろこ、逆転の発想ですね)

そして住宅は単純に一列に並べた戸建群にするのではなく、
広い敷地にゆったり点在させる。
入船中央や入船北エステートをもっとおしゃれにした感じかな。

それに、そうか駐車場は地下にしてまとめてしまえば、
車にもいいし、景観もよくなるね。

もっと三番瀬に面した住宅街を超広域に考えよう!


市民の集いのコメントより②
公園のような街、公園の中を歩いていると感じるような街づくりをして欲しい。水辺を利用した住宅街、緑の中の住宅など。(日の出在住)

緑の丘陵にたつ三番瀬住宅

2007年12月06日 | アイディア
浦安の大事な自然、三番瀬。
もっともっと身近なものにしたいですよね。

このスケッチのように
三番瀬の海と公園と住宅街が一体となった
なだらかな丘陵をつくったら、どこにもない街になるかも。

海からみても緑のなかに住宅がみえて楽しそう。

この話題明日も。

お役所さん、ちょっと待って

2007年12月02日 | 提案
”浦安や新町がこんな街になればいい”という皆の話し合いを
これからも継続してどんどんやって行って
もっとしっかりとしたものに練り上げて行きたいんです。

でも、土地の地主さんの千葉県企業庁や都市再生機構は、
ろくに住民の意見も聞かないまま、今月か1月には、
新町の土地利用計画を決めてしまおうとしています。

http://www.city.urayasu.chiba.jp/a700/p005/d00500127.html

でも、
「もう少し、皆で十分話し合って考えてから
決めませんか?」

というのが私たちの願いです。

続きは、また今度。


市民の集いのコメントより①
Dreaming Sketch of URAYASU こんな街に住みたい。
これを実現するためには、どうすればよいのか?
毎朝、境川沿いから海まで歩いています。
川も海も好きだから(今川在住)