海・まち・デザイン

市民のまちづくりの会

3回目:URさんとのディスカッション

2008年06月19日 | 報告・レポート
6月19日に再びURさんと三番瀬サイドの住宅についてディスカッションをさせていただきました。

URさんに用意いただいた大きなA0のゾーン図の上に、
一緒にフェルトペンでどんどんアイデアを書き込むという形で話し合いを進め、
「マウンドは風に向かっていくつかのクラスター単位で作っていくとよいのでは?」
「交差点を大きくとって、皆が集まれる場所にならないか?」
など、
次々と具体的な意見がでてきました。
私たちが描いていた、市民と行政が協働で作業する形が実現しているなぁと嬉しくなりました。

今回のディスカッションを受けて、URさんがプランをもう一度練っていただけるそうです。
そして、私たちもこうしてできていくものが、本当に実現できるにはどうすればいいのか、考えていきたいと思います。
今回もURさんありがとうございました。

このミーティングは誰にも公開されています。
今回はじめて参加された方もいらっしゃいます。次回ぜひ皆さんもご参加ください。


今までの様子はこちら
1回目
2回目

下記の写真はシーガーデンから見える三番瀬住宅地。三番瀬に干潟があるのが分かります。


19日木曜に、URさんと"図面みながら"ミーティング開催!

2008年06月17日 | お知らせ
6月10日にさせていただいたURさんとのミーティング、あれからまだ10日も経っていないうちに、再びミーティングが開かれることになりました。今度は、三番瀬住宅の大きなA0の図面をご用意していただきディスカッションできることになりました。ありがとうございます!

どなたでも自由に参加できますので、どんな図面になってるか会社の帰りがてら是非のぞきにいらしてください。

【要領】
日時 6月19日(木曜)18:30-20:00頃
場所 浦安市明海1-1-33 
    都市再生機構浦安事務所(明海大学と湾岸道路の間)
    047-354-1067

人数把握の都合上前日夕方までに、このメールに住所、お名前をご連絡iいただければ幸いです。(遅れても大丈夫です)

前回のミーティングの模様はこちら

風景フォーラムさんとの意見交換会

2008年06月14日 | 報告・レポート
6/14(土)15:00-17:30 PJにて
風景フォーラムの理事さんからお声掛けで意見交換会を持ちました。

初めての対話で、お見合いみたいな感じでしたが、
お互いのまちづくりへの想いは共通、すぐに話は熱く盛り上がったという次第です。
そして、今後、境川を軸としたイベントや実験などでお互い協調して行きましょう。という具体的なお話ができ、とても有意義な2時間でした。風景フォーラムのみなさん、ありがとうございました。

私たちが目指すまちづくりを実現するために、こういうネットワークを創っていくことが大事だと思っています。

風景フォーラムさんは、すでに20年の歴史を持ち、大変精力的に活動をされている団体で、
わが浦安でも、
「第713回風景フォーラム 川と町の風景ウォーク 浦安の川とまちの風景視察セミナー」
「第715回風景ウォーク三社祭りと境川」
などを開催されています。

【お詫び!】今日の街づくりカフェは中止させていただきます

2008年06月14日 | お知らせ
皆さま

すみません。

今日予定していた街づくりカフェは、お店のオーナーのお子様が急に高熱を出されたため(お店と住居が一体型なのです)申しわけございませんが今日は中止とし、日を改めてさせていただきます

お店まで来られた方には、本当に申しわけありませんでした。心より、お詫び申しあげます。

あす14日「街づくりカフェ」オープン!

2008年06月13日 | お知らせ
いよいよ、三社祭も始まりましたね。

さて、「海・まち・デザイン」では、
明日14日(土)午後 元84カフェ(休業中)で「街づくりカフェ」を開きます。
街づくりの展示や資料を見れますし、気になるあの話題についても聞けるかも。
お天気もよさそうだし、午後の散歩がてらお茶しにお寄りください。(^^)/

時間 6月14日(土曜)13時30分頃から17時まで
場所 パークシティ東京ベイCoco101 元84Cafe

海際に絶壁の建物が?!

2008年06月13日 | 気になる浦安シーン
すでにご存知の方も多いと思いますが、
日の出7丁目のシンボルロード突端の水際線関連施設用地が、すでに公募され契約されています。
看板にによれば、「海辺のコアPJ」という名称で、8階建て商業施設、用途はホテル、結婚式場、店舗。建築主は、双日株式会社と株式会社日本開発の2社とのことです。






この区画は海際に接した貴重な土地であり、街に賑わいをもたらせ浦安らしい商業文化ゾーンにできる絶好のロケーションにあります。

今年5月にあった「実現したい夢 浦安投票ボード」でも開発区画としては三番瀬に面した超広域住宅開発に続いて人気が多かったところです。「水際線関連施設」という言葉にも夢を膨らませていました。

そして私たちは、この土地に作られる施設は、パーム&ファウンテンテラスホテルを超えない高さ(注1)とし、圧迫感のない海から見てなだらかに立ちあがる俯瞰になるように設計して欲しいと願っていました。
例えば下のスケッチのような建物です。それは海からみても美しい景観なのに間違いがありません。



(注1)
実は、すぐそばのパーム&ファウンテンテラスホテル建設時には、市民+UR+事業者による連携で景観に対する配慮が成されたのです。当初計画された高さに寄せられた市民の声を聞き入れ、URさんのガイドのもとオリエンタルランドさんが協力し、今の高さに変更されました。その結果、現在の調和の取れた落ち着いた俯瞰が創り出されたのです。

計画される施設は8階建てです。
まだパースをみたわけではありませんが、背景地をおおい隠す壁のような建物が海際にできるかも知れません。海からも隣の総合公園からの景観もよくないものになってしまいます。

もしそのようなこれまでの努力を水泡に帰すような建築であれば、今からでも何とか考え直してもらいたいと切に望みます。

さらに、すぐ近くの湯巡り万華郷北の誘致施設区画(地図ピンクで囲んだ部分)もすでに分譲予定地の看板が立っています。このままでは、どんどん切り売りが進んでしまいます。ここにも何ができるかわかりません。

昨日も書いたように、私たちはこれから、行政を始めいろいろなところに働きかけていきます。
皆さんもぜひ一緒に、恵まれた土地を活かし「未来の市民に大きな財産を残す」ために手を携えてくださるようお願いします。これは新町ではなく、浦安市民全員のことなのです。


2回目のURさんとの対話集会

2008年06月12日 | 報告・レポート
6月10日に、都市再生機構(UR)さんと2回目の対話ミーティングがありました。
URさん、丁寧な資料、そして長時間のディスカッションありがとうございました!

前回3月の様子はこちら

前回お願いした大きなテーマ、下図のような三番瀬臨む超広域住宅街(11ha!)のコンセプトをデベロッパーに提案依頼してもらう件の検討中途結果をいただきました。


検討して下さった結果の成果物として、今回、URさんは自ら提案資料(パワーポイント10枚以上のきれいで迫力あるもの)を作成され、それを私たちに説明してくださいました(資料は見せていただいただけですが)。そこには、私たちの思いをたくさん盛り込んでいただけており、URさんの誠意が十分感じられるものでした。

そのコンセプト(案)は”東京湾のゆりかご、三番瀬に臨む「海に住まう住宅地」”だそうです。住宅の多様性や動線プランなどこれまでの話しより一歩も二歩も前に踏み込んでいます。

ただ、残念なことに、そして非常に重要なことに、今のURさんがおかれた環境ではこのアイデアを自らコントロールし実現することは難しく、「このコンセプトで開発してくれませんか?」と企業にお願いするということ(レベルは色々あるようですが)なのだそうです。どこまでできるかはデベロッパー次第ということです。

さらに図にあるような、私たちが望んだ三番瀬と一体になったような開発というのは、URさんだけで決められることではないので、そこまでは踏み込んではいません。

URさんには、自らコントロールできない時に、どのようにしてコンセプトある街づくりを実現していくのかその方法(体制)について考えて欲しいこと、三番瀬の問題など役所をまたがることについてもイニシアチブをとって欲しいことをお願いしました。そしてその時には市民も全面バックアップすると。

URさんは、今おかれた難しい環境のなかで、皆さんすごく頑張ってくれています。でも当然のことなのですが、URさんだけでは決められないこと、動けないことが一杯あります。
県や県企業庁、そしてやっぱり市民に一番近く、市民の思いを代弁する浦安市も一緒になって動いてくれないと夢は実現しないのです。

私たちは、この恵まれた環境をむざむざ「ちょっときれいだけど、どこにでもある町」にしてしまわないように、これから考えいろいろなところに働きかけて行きます。

もう一つ話しがあるのですが、それはまた明日。