海・まち・デザイン

市民のまちづくりの会

美しい都市をつくる権利

2008年02月03日 | 提案
美しい都市をつくる権利」という本があります(五十嵐敬喜著)。

この中で「美しい都市」というのは、与えられるものではなく、現実から生まれ、現代の混沌を乗り越える、有効で本質的なメッセージであると述べられています。

それはなにも特別なものではなく、普段の生活に存在する日々の喜びとしてあるものです。朝、家族が「いってらっしゃい」と気持ちよく送り出してくれた時に、思いがけず仕事がうまくまとまった時に、久しぶりに旧友と飲み交わす時に感じる幸せと同じように。

しかし、日本の都市や街はそれを実感することがとても少ないと思いませんか?

私たちは「魅力的で美しい街」を、市民みずから作ってみたいのです。

明日月曜は県の都市計画審議会が開かれます。

何人かの委員の方には、私たちの思い(提出した意見書)を伝えています。
異例の付帯意見がついた市の審議会での答申や意見書を受けて、どのような答申がでるのか注目したいと思います。

例えばLRT、それは自分たちの意識を変えること

2008年02月02日 | 提案
LRTに関しては松崎市長が公約しているが、賛成・反対ふくめて色々な意見があります。この交通という視点、街のグランドデザインを創る上では絶対外せないのではないだろうか?

---- 関連blog -----
http://www.doblog.com/weblog/myblog/23995/2576789#2576789より
 
LRTを走らせるってことは、本当は自分達の意識を変えるってことなんだよね。これまでの自動車優先の意識とか、街との付き合い方とか、便利さとか不便さとかといったさまざまなことに対する意識を変えるってことなんだ。
 
(中略)
どんなものだってハードだけでは動かないもの、そこにソフト(私たちの意思やハート)があってこそそれは動き出し、動きつづけるものだからネ。
(中略)
そういえば、私のお気に入りのサイト、建築家 栗田仁氏の「LRTのある風景」にあるヨーロッパのあのとても素敵な風景、
それってまさに”そこに住む人々の心のあり方が映し出された風景”なんじゃないかな、そんなふうに思えてきた。

病気にならないための病院

2007年12月18日 | 提案
病院が予定されていたこの地区。

これから予想される高齢化社会に向けて
病気になってから来るんじゃなく、
病気にならないための場所という発想が必要。

スポーツ施設や、ヒーリングやリハビリセンターや予防医学センターとか。

その方がずっと健康的だし、
税金などの社会的コストも結果的に少なくて済むはず。

従来の医療施設のイメージを覆す、
花と緑に囲まれた健康・医療ゾーンを提案します。

「こんな夢、お金がかかって無理」ってほんと?

2007年12月17日 | 提案
お役所案の区画割りは、かなり固定的かつ局所的な印象を受けます。

これでは、民間事業者はその区画内で採算をとらなければならないから、どうしても遊びというかゆとりのない画一的な住宅になりがち。

もっと広いゾーンで開発を考えられれば、
柔軟な設計ができるので、トータル付加価値を上げるような開発も可能になり、それによって採算もとれるという。(あるデベロッパーの話)

また、開発提案については
「都市計画提案制度」と呼ばれる民間事業者や地元NPOが都市計画案を提案する制度や、
複数の事業者にコンペで提案してもうらう方法もあるし、
市民ファンドという意見もありました。

実はまだまだ工夫できる余地があるということですね。

”夢にはお金ばかりかかる”と決めつけないで
ここでも発想の転換。
みんなで知恵を出し合って進められたらいいのにね。



人にやさしい交通ネットワーク

2007年12月14日 | 提案
Dreaming Sketch にある線路はLRT(次世代の路面電車、トラム)。

LRTに乗って三番瀬に行こう。

車を置いて駐車場を気にせず、LRTに乗って元町探索に行こう。

LRTで元町-中町-新町をつなごう。

車椅子もベビーカーも自転車もらくらく乗車のLRTを交通の軸に
境川、路線バス、お散歩バスのネットワークで人に優しい市内交通ネットワークができる。

市民の意見
とてもいい話。浦安市をどんな市にしたいかという大きな目標に基づいてやっていけば自然と理想の街づくりになる。長生きしなくちゃ(北栄在住)

■LRTの関連サイト
LRTのある風景(栗田 仁氏のサイト)
歩行者・自転車優先のみちづくり(国交相のサイト)
浦安シンボルロードにLRTを走らせよう

発想の転換

2007年12月09日 | 提案
今回の都市計画変更は、スケジュールに沿って粛々と進められています。
(スケジュールは画像チャートを見てください)

お役所は今の案で早く決着してしまいたいようです。
聞くところによると、平成20年とか24年には事業を終わらせるとか。
そんな理由から、焦っていらっしゃるのでしょうか?

でも、今の案のままでそんなにうまく売れるか疑問です。
期限までに終わらない可能性だってあるのでは?

発想を変えて、
ここは慌てず落ち着いてしっかりとしたグランドデザインを考えてから
売り出した方が、価値が上がり、
結果的には早く「店じまい」できるのではないでしょうか?
(急がば回れですね)

そこで重要なポイントは、
そのグランドデザインを考える過程に住民が参加できること。
そうすることで、住民の共感や協力も得られると思います。
(少し種類は違いますが、ふれあいの森公園の成功例のように)

そして、いい街ができれば、
評判になって企業庁もURも浦安市も住民も皆ハッピーに!

それでは、どんな風にデザインしていくか
アイデアはまた今度。

お役所さん、ちょっと待って

2007年12月02日 | 提案
”浦安や新町がこんな街になればいい”という皆の話し合いを
これからも継続してどんどんやって行って
もっとしっかりとしたものに練り上げて行きたいんです。

でも、土地の地主さんの千葉県企業庁や都市再生機構は、
ろくに住民の意見も聞かないまま、今月か1月には、
新町の土地利用計画を決めてしまおうとしています。

http://www.city.urayasu.chiba.jp/a700/p005/d00500127.html

でも、
「もう少し、皆で十分話し合って考えてから
決めませんか?」

というのが私たちの願いです。

続きは、また今度。


市民の集いのコメントより①
Dreaming Sketch of URAYASU こんな街に住みたい。
これを実現するためには、どうすればよいのか?
毎朝、境川沿いから海まで歩いています。
川も海も好きだから(今川在住)