I Like Me!
保育園や幼稚園のような集団に出ると、子どもは、ほとんどはじめて友達や先生など「他者」の視線を通して自分を客観視するようになります。「仲間」の影響力は絶大。こうなると、もう親の言うことなど聞きません＞笑！
仲間がみんなスカートだと、大好きで毎日はいていたジーンズになんか見向きもしなくなるし、ポニーテールは「もっと高いところで縛って！」なんて注文されてしまいます。
友達に比べて自分は・・・と、容姿self-imageが気になり始めるのも、この頃。
ありのままの自分を受け入れ、肯定し、そして好きになること。これが、Self Efficacy（自己効力感と訳されますが、自分を肯定し、自分には何かができる！と感じられる力のこと）形成の基本の課題。とても大切だけど、とてもむずかしい、ですね。
「I like Me!」は、ユーモラスな絵と語り口で、さりげなく、女の子のSelf Efficacyの問題に切りこんでいる絵本です。
「わたし」はピンクの子ブタの女の子。「わたし」はわたし自身が大好きです。ぺちゃんこの鼻も、ぽちゃぽちゃしたおなかも、小さな足も、みーんな大好き！でも、こんな「わたし」でも、時々は気分が落ち込んじゃうことも。そんな時は、「わたし」がわたし自身を励まさなきゃね・・・というわけで、「わたし」は落ち込んでるわたし自身においしいスウィーツを振るまいます！
