数日前、日本橋高島屋で開催されている「きらめくビーズの世界展」に行ってきました。
通っているリュネビル刺繍の先生の作品が出品されていたので。
こういう、刺繍とかビーズの展示会に行くのは初めて。
感想は、う~ん、すごい世界があるのね・・・。という感じでした。
出品されている皆さんの作品、気が遠くなるほどすごい。
手は混んでるし、かかった時間たるや、気が遠くなるほど。
でも、多分私が行きたい方向とは違うんだろうな~と、ちょっと思いました。
最近、「彼女は、刺繍をやっているのよ~」とか、「ビーズをやっているのよ~」とか、そういうことにちょっとよくわからない違和感があって。
ほんと、自分でもよく解らなかったけど、この展示会を見て、解ったような気もしました。
私の先生方の作品は、ものすごくシックで、ごてごてし過ぎず、素晴らしかった。
バックハウゼンというオーストリアのインテリアテキスタイルメーカーとのコラボ。
四角いランプシェード。
色もカラフル過ぎず、本当にファッショナブル。。。かっこいい。
なんだろう、現代的?というか、とにかくビーズ特有の安っぽさやクラフト感が全くないの。
ものすごく繊細で、手もかかっていて、でも、全体から感じるミニマルさ・・・。
このまま部屋に飾っても、印象が甘くならないというか・・・。
例えばカッシーナのソファーとの共存も違和感ない、みたいな・・・。
うまく言えないな・・・。
とにかく、さすがでした。
写真が載せられないのが残念。。。
さすが、私がピンときた先生だ!!
帰りに、浅草橋に行って、材料調達。
基本、リュネビルで使用する材料は、パリで調達しますが、数ヶ月前に一店舗だけ、ものすごくミクロなビーズをおいているのを発見。
といっても、廃番らしく、売れたらもう補充なしの売り切りです。
売れないそうです。
そりゃそうだろう。
だって、使いようがないもんね。
針も通らないし。(唯一、あまり売ってないけど、外国製のビーズ針は通る。けど、その針に糸を通すのがめちゃくちゃ無理難題。。。)
ほんとに売れないらしく、ものすごい安くなっているので、いつも大量に購入します。
100袋、とか。
買いだめ買いだめ。
自力で持って帰った時、腕がちぎれるかと思った。
ので、いつも発送をお願いしてます。
いつ行っても、まったく減ってないよーな気がする。
私しか買ってないのかな?
今回も、色ものではなく、いつも買う暗~い色4色を120個。
でも、糸に通っておらず、バラなので、使う時に自分で糸に通さなきゃいけない。
パリで仕入れてきた、一番小さなビーズは、これよりもさらにミクロ。
これこそ、糸からはずれたら、もう無理です。
私、多分本当にミクロなものが好きなんだろうな。
ジュエリーでも、数年前から※マイクロセッティングがマイブーム。
とにかく、細かければ細かいほど、ゾクゾクワクワク。
肩がこるはずですよね。。。
※マイクロセッティングとは・・・。
ものすごく小さなダイヤを、職人さんがマイクロスコープ(双眼鏡みたいなもの)をのぞきながらセッティングしていく石留の方法。
熟練の職人さんでも難しいし、嫌がる。
ほんの少しでも狂うと、一気に汚くなるから。
爪も極小だし。
7、8年前?から出始めました。
Kumoはマイクロパヴェ好き。
石の大きさ、プロポーションや面が完璧にそろって、なおかつ色合わせ、透明度の均一さな
どが完璧でないと、きれいじゃない。ただずず黒い感じになってしまう。
コスト的にめちゃくちゃパフォーマンスが悪いため(高い割に小ぶりな商品多し)あまりきれいなものは出回ってないです。
何度かサンプルを作って、担当企業に提案しましたが、値段が無理と言われて商品化せず。
マニアの為の贅沢なジュエリーかな。
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