最近、この格言本当によく見ます。
昨日やっていた、心臓手術の権威、須磨先生のドラマにもちらっと出てきました。
ドラマでは、「今日一日を生きる」という解釈でした。
私が理解しているのは、「今日一日の花を摘め」
私、昔からHermèsのカレ(スカーフ)が大好きで、初めて手にしたのが、大学生の時。
母に誕生日に買って~っとずっとねだり続け、母のお友達に頼んで、パリで買ってきてもらったのが最初。
どうしても欲しい柄と色があり、間違えないように切り抜きやらをたくさん渡して、やっと私の手元に来てくれたのが、この「Carpe diem」の柄です。
「太陽」「今日一日を楽しむ」とか、そーいう商品名がついていたような気がする。
超うれしくって、毎日毎日ながめては綺麗にたたんで箱にしまい、眺めてはしまい・・・。
この太陽の顔に魅せられ、色もきれいで、シルクのとろけるような質感、それでいて張りもあり、これが本当のスカーフだ!!と思いました。
初めて使ったのって、確か震災後、あの大変な中行われた、大学の卒業式。
うちの大学は、行事や就職活動の時に着る制服があったので、みんなスカーフを巻いたりして、そこでささやかな個性を出します。
制服って言っても、かっこいいんだよ。
ちょっとスッチー気分。。。
あと、ジュエリーの専門学校の見学で、母と東京に出てきた時もしていたっけな・・・。
コンサバに使うのではなく、憧れのパリジェンヌみたいに、ジーンズにわざと無造作にクシュクシュくるっと。
今はあまりスカーフする機会もなくなったけど(特に、この色は・・・)ものすごく大切。
コレクションはちょっとずつ増え、しないくせに10枚以上所有してます。
(初めてパリに行った時も、記念に本店にて一枚購入してきた。香水瓶の絵柄。懐かしい!)
絵柄にも全て意味があって、全部、本当に本当に大切。
私には縁深い、大仏柄もあったりして。
(ブッダが真ん中で、蓮が一面に咲き乱れていて、宗教画みたい。ものすごい綺麗・・・。)
最近はちょっとずつスカーフも流行してきてますが、残念ながら私は多分あまり出番なさそう。
それでも、Hermèsの職人さん達の素晴らしい技術、デザイナーのこだわり、色だしの繊細さなど、それはそれは、素晴らしい芸術品です。
スカーフを買うというより、私にとっては「絵を買う」感覚なのかも。
引越ししたら、額装して部屋に飾ろうと思ってます。
「今日一日を大切に生きる」
最近特にこの言葉がよく私に触れてくるという事は、今の私に必要な言葉なのかな。
過去からの、私へのメッセージ?
・・・大事に受けとめようと思います。
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