昨年末から、「変わるもの」「変わらないもの」について、いろいろ考えるところがありました。
ずっと当たり前にそこにあると思っていたものがなくなってしまう。
2016年はそんなことが多かった年だったな。
ついこの間、22歳で上京した当初書き溜めていたノートを読みました。
阪神淡路大震災の直後、3月。
東京の、一番最初に暮らしていた用賀のマンションで、こんなことを書いていました。
「自分が変わって、忘れてしまうかもしれないことが、とても寂しい」
多分、神戸の事を忘れたくなくて、そう思っていたのだろうと思います。
慣れない街で自分が変わってしまうことを、とても恐れていたような気がします。
すぐに慣れ、とても楽しくなって、結局18年も東京に住みました。
(過去記事→Tokyo archive 1、Tokyo archive 2 )
変化することが苦手なのは、今も同じかもしれません。
街も、人も、どんどん変わってしまう。
親も年を取るし、いなくなってしまう。
自分も年を取るし、いまにいなくなるんだろう。
好きだった場所や店はなくなるし、終わらないと思っていた番組だって連載だって終わってしまう。
あのSMAPだっていなくなってしまった。
実家の寺も、私が育った私が知っている寺ではもうない。
変わらないものって、終わらないことって、なんだろう?
本当に難しい。
全然答えは出ません。
そんなことを考えている、今日この頃です。
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