扁額に「芍薬之社」とあるように、諏訪神社は芍薬で有名。毎年この季節に「しゃくやく祭り」が行われていたが、2021年を最後に祭りを終了したということ。
それでも境内には1000株の芍薬が今年もきれいに咲き誇っていた。
では、芍薬の「咲き方」を再確認!
△一重咲き:おしべは花弁化していない。
△金しべ咲き:おしべが太くて、少し花弁化し始めている。一重咲きより派手。
△翁咲き:おしべが花弁化して細長くなり、花の中心部に集まっている。
△ 翁咲きよりおしべの花弁化が進み、丸く盛り上がっている。が、冠咲き or 手まり咲き? 分からない…
△バラ咲き:花全体がバラのよう。おしべはない。
△半バラ咲き:バラ咲きだけど、花の中心部と中段におしべがある。
△半八重咲き:一重咲きより花弁の数が多い。おしべは花弁化していない。
もう何咲きかなんて分からない! 付け焼き刃の知識では正しく判断することは無理! 同じ花なのに、咲き始めと咲き終わりでは全然違う花のように見えるし…。
どんな咲き方をしていても、それぞれみんな美しい! つぼみが開き始めて、さぁ…!という状態が好き。咲き誇った芍薬はあまりにも豪華すぎて敬遠しがちだったけど、認識が変わったかも…
芍薬は漢方薬にもなっていて、足のつりや腰痛などの痛みに効くらしい。でも何より、目の保養になって気持ちが落ち着くという効用があることは確か!