山あいの道を走っていると、真っ白な花を咲かせた木々を見かけるようになった。
△アオダモ
小さくて白い、細長い花が密集している。遠くから見るとふわふわっと綿菓子みたい。
名前の由来は、枝を水に浸すと水が緑青色になることから。染料にもなるらしい。
△ウワミズザクラ
サクラの仲間。小さな白い花が並んで咲いてブラシのよう。甘い優しい香りがする。
古事記に、アマテラスが天の岩屋に隠れたときに「天のハハカの火で焼いて占わせた」とある。「ハハカ」はウワミズザクラの古名。
今日は傘をささなくても歩けるくらいの小雨。この季節、雨が降るたびに木々の緑が濃くなって行く。
雨に洗われて、鮮やかな緑と清楚な白の組み合わせがとても美しい。雨の日のドライブも Happy!