海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

日本100名城·仙台城

2024-06-10 16:25:00 | 

1600年に伊達政宗が標高約130mの青葉山に築城した仙台城。別名は青葉城。

△仙台城は東も南も断崖、西は山という自然の利を生かした天険の城。将軍家康に敵意のないことを示すため、あえて天守閣を築かなかったという。

△本丸に至る登場路は2つ。巽門・清水門・沢門を通るものと、大手門・中門を通るもの。

△大手門跡:2階建・瓦葺の豪壮な建物だった大手門は1945年の仙台空襲で焼失。伊達政宗の没後400年にあたる2036年を目標に復元する計画が進んでいる。

△大手門脇櫓:一部2階建の建物だったが、大手門とともに焼失。脇櫓のみ1967年に再建された。

△大手門北側土塀:大手門が焼失したときに被災を免れた、現在仙台城に残る唯一の建造物。

△清水門跡:巽門から沢門に至る上り坂の途中にあった2階建の門。付近に湧水があったらしい。野面積みの石垣が残っている。

△沢門跡に至る道脇の石垣。すこぶる急な坂道。下るのはまだいいが、登るのは…おまけに遠い。

△本丸詰門跡:本丸北側に設けられた正門。門の両脇にあった3階櫓は1646年の地震で被災。門の礎石だけが残っていたが修復工事中。

現在は、本丸跡に造られた護国神社の鳥居が建っている。

△大広間跡:本丸跡の北側に位置する大広間は約430畳あり、「千畳敷」といわれた。本丸御殿の重要な建物で、ここで藩の政治や儀式を行った。

△本丸北壁石垣:四角く加工された切石を使用した布積みの石垣。最も高いところは17m、美しいそりを持つ。急な坂道をはぁはぁと登ってきて、この石垣を見上げると達成感を味わえる!


△青葉山の麓から見えていた、あの石垣!

△子門跡:現在は、三の丸跡に建てられた仙台市博物館への入り口になっている。木造2階建・瓦葺の門だったが、今は石垣だけが残っている。

△長沼と三の丸跡東側土塁:南北の長さ約252m、深さが約4.5mの堀。土塁の高さは約3.6m。

△伊達政宗公騎馬像

△伊達政宗和歌詠草「入そめて」

入そめて 国ゆたかなる みきりとや

千代とかきらし せんたいのまつ

伊達政宗が仙台の末長い繁栄を願って読んだ和歌。

△青葉城址から見える仙台の街。「杜の都仙台」は、現在人口100万人を越す政令指定都市。歴史があり、自然が豊か季候も穏やか、文化的な住みよい街。

独眼竜政宗は今も青葉城趾からこの街を見渡し、その発展を願っているに違いない。

△予備校の送迎で仙台市内には随分通ったんだけど…一度は住んでみたかった!

2024.6.7

コメント