思いの外、永観堂でゆっくりしてしまった為、
次の南禅寺の見学までにお腹が持たない!
永観堂と南禅寺はすぐお隣で歩いて5分程度のように感じましたが、
その間に京名物 総本家ゆどうふのお店、奥丹(おくたん)さんを発見
こちらでお昼を取ることにしました
¥3,000-/人で湯豆腐や田楽の入ったコース料理を満喫できる奥丹さん。
入り口付近も風情豊かなお庭が素敵です
京都に来た~って実感が湧きますねぇ~
入り口でお出迎えしてくれる可愛らしいカエルさん親子
お店の暖簾の外まで随分と長い列が出来ていましたが、頑張って並ぶこと約40分、
ついに順番が回ってきました。
2階の間より。
先ほどの入り口の赤い傘と紅葉が眺められます。
お待ちかねの ごはん~ ごはん~
只今午後2時前 お腹空いたなぁ
(お店に登載許可頂きました)
【コースメニュー】
胡麻豆腐、とろろ
木の芽の田楽(でんがく)
湯豆腐 (2人前)
天ぷら、 白ごはん、 お漬物
田楽大好きな私ですが木の芽味は初めて食べました
木の芽ですが全く癖の無い優しい味で、あと3本ぐらい食べれそうでした
もみじを見た後の湯豆腐京料理は一層美味しいですなぁ~
快くブログ投稿許可頂いたお姉さん、有難うございました
ごちそうさまでした、とっても美味しかったです
食べ終わってお店を出る頃にはもう午後3時前だったにも関わらず、
未だこの行列。
お店も大忙しだなぁ
さて、道路挟んで奥丹さんのすぐ横が南禅寺の境内に繋がる入り口です。
可愛い赤い実。
秋から冬にかけてこんな可愛らしい赤い実を付ける植物を
子供の頃住んでいた団地でよく見かけたものだ。
調べてみるとサルトリイバラやサンゴジュ、サネカズラがこのような
赤い小さな実を付けるようで、少しずつ葉の形や時期が違うようだが、
私のような素人には見分けがつきません。 m(_ _)m
南禅寺 法堂
南禅寺 三門
たくさん人が登って動いているのが見えます。
南禅寺 疏水
疏水は、琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路で、
境内にあるこの赤煉瓦の水道橋の上にも水が引かれています。
2度目にお目にかかりますが、去年初めて訪れた時は
この異国的な印象を受ける赤い煉瓦造りのアーチに感動したものです。
まるでローマの水道橋のよう
紅葉シーズン 、3連休初日のアーチの中は撮影スポットへと化していた。
あっ!空いた!
私も人の居なくなったアーチの下で遊ぶ
支柱にも小さくてオシャレなアーチが開いているのです。
~ 散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする ~
疏水の工事は明治時代半ばに始まりましたが、
明治時代に建てられた建築物には洋風様式が取り入れられたものが多くて
大変好きです
さて、前回参拝しなかった南禅院に入ることにしました。
水道橋横の階段をあがった先すぐにある、鎌倉時代の庭園の面影を残した
離宮の遺跡です。
数々の美しい紅葉景色を見てきた後ですが、
京都の三名勝史跡庭園の一つに指定されているというだけあって、
深い樹林で包まれた庭園が他に劣らず、何とも趣深いですね
紅葉の紅映る池の周りを左から一周します。
森林左奥の滝。
大木の根っこ。
森林の中で自然のマイナスイオンが心地良いです
森林の中から眺める南禅院。
池に映る紅葉のシルエットがインテリアのデザインのようにオシャレ。
一周して南禅院の建物の位置まで戻ってきました。
南禅院を出て水道橋に戻る階段とは反対の左方向に少し登ると、
水道橋の上を流れる水を眺められるスポットになっています。
上の写真の柵越しに撮影していますが、この位置に到達するまでの数mの間
側面には手すりも柵もなく結構なスリル
落ちると森林の崖か水の中です
私のような人混みで酔うとクラクラして自分からぶつかって行ってしまうタイプは
気をつけなければ
素敵な紅葉の旅でしたねぇ~
南禅寺も紅葉も一見の価値ありです
その他南禅寺周辺の名所
南禅寺インクライン
琵琶湖疏水の大津から宇治川に至る20.2キロの舟運ルートの途中、
水路落差のある2カ所(蹴上・伏見)に敷設した傾斜鉄道。
今では蹴上のみ形態保存されている。
”ねじりまんぽ”と呼ばれる南禅寺最寄りの蹴上駅横にある
レンガ造りのトンネル。
ミニ水道橋アーチが1個だけあるようですね。
バスは外が見えて楽しいけど、時間がかなり長めに掛かる為、
帰りは地下鉄で蹴上駅から京都駅に戻る。
午後4時 京都駅 到着。
ここで蓮華王院 三十三間堂に訪問して重文 千体千手観音立像と呼ばれる
1000体観音立像の圧巻の光景を見学したかったのですが、
参拝の最終時間が間に合わず、止む無く断念・・。
大阪で予約しているディナーまではまだ大分と時間があったので、
どうしようかと途方にくれていると、終日晴れたお天気の中、
京都駅の建物にクッキリと映る白い塔が見えた。
そういえば、京都タワーに登ったことなかったなぁ~。
京都タワーへは駅の前の信号を渡ってすぐの所にあるビルの11階より
2基ある専用エレベーターで上がることが出来ます。
良い機会なので、展望台まで登って京都の町並みを見渡してみましょう。
(展望室は地上100m辺りの高さに位置)
京都駅が見えます
西本願寺
東の方角。
京都駅に向かって電車が走ってきています。
清水寺の方角。
望遠鏡で眺めると霊山観音と共に見つけることが出来ました
左の手前に映るのは東本願寺の別邸、渉成園かなぁ~。
年中無休で登ることの出来る実はすごい京都タワー
京都中心地の360°パノラマスポットなのです。
帰り 京都駅内にて
~ 京都 紅葉 2014.11.22(土) 終わり ~